管理者のひとりごと


「オリンピック雑感」

 テレビ朝日のGet Sportsをたまたま見ていたらなかなか面白かったです。この番組はNumberのテレビ版みたいな感じで、非常に質が高いことが多いです。私がテレビを見るときには基本的に頭を使っていないため記憶も曖昧ですが、確かテーマはアテネオリンピックのメダルラッシュについてだったと思います。
 簡単に記憶を紹介すると、4年のオリンピック先を目指すというよりは毎年の大会でオリンピック以上の競争を経て、そのサバイバルを勝ち残ったものだけがオリンピック選手となれるというようなまとめだったと思います。つまり、日本のおける競争に勝ち残れなかったものは、はるかに厳しい世界の競走に勝てるわけがない、国内で最も厳しい競争を勝ち得た者だけが世界でも通用する可能性がある、ということです。
 ところで、私はボクシングファンです。ボクシングの世界タイトルマッチというのは日本で行われることが多く、かつ日本人挑戦者が負けることが多いです。日本で行われた世界戦の正確な戦績はわかりませんが、日本人が大きく負け越していることだけは確実です。
 年季の入ったボクシングファンの皆さんはこの現状を憂い、なぜそうなのかを議論しています。問題は極めて総合的であるため、簡単に結論を出すことはできませんが、一つは日本独自の10-10という採点の傾向が挙げられます。日本だけでは曖昧なラウンドはイーブンに採点されてしまう傾向にある一方で、その常識は世界戦では通用しません。そのジャパニーズ・スタンダードにあまりに慣れ親しんでいるため、ジャブを軽視し、世界戦でポイントを失い敗れてしまうしまう原因になっているのではないか、と言われています。また、日本で最強を示せなかった選手が、さらに厳しい競争となる世界レベルで通用するはずがない、ともしばしば指摘されることです。
 日本というのは世界的にも例外的な単一民族国家であり、よそ者を村八分にすることに長け、狭い組織でしか通用しないルールを作るのが得意かもしれません。「日本の常識は世界の非常識」なんて言われることもあります。
 で、オリンピック選手でも何でもない私が言いたいことは、自分を磨くという観点からすれば、常に自分に言い訳せず(言い訳は容易い)、なるべく厳しい競争にさらされていることを意識して(実際に大学生はそうでない)、自分の才能を育てることは非常に厳しいことだということを忘れずにしたいと思います。それが私のオリンピックの感想です。
 あと、結果というのはまた別の話だと思っています。室伏選手が言っていた努力の過程が大切だ、その延長に結果があるといったことは支持します。たとえどんなに努力して結果がダメでも、Try again!とアメリカンな感じで割り切るようにしています。

(04/08/31)


「髪型を地味にするといまだに高校生に見える稲本選手について」

 ビッグベイビーこと稲本潤一選手がプレミアへ再び移籍することになったそうです(こちら)。この記事からすると、やっぱりレンタルではなく完全移籍なんですかね?
 とにかく、日本人選手の鬼門といわれるプレミアリーグに挑戦していく姿を見るのは大好きです。個人的には、プレミアは大好きなので稲本選手が移籍することで地上波で放送されるでしょうし、嬉しい限りです。日本代表の出来を左右するのはボランチの稲本選手である、といっても過言ではないと思っています。
 最近彼はよくテレビに出演していますけど、何か思っていたよりは軽いような感じで、写真週刊誌では夜の街を運動量豊富に闊歩しているようでしたけど、まあそんなのはプライベートなことなのでどうでもいいです。

 というわけで、先日病院に行った時の話。
 入試の関係で健康診断書が必要な私は、笑いについての現場となった病院へ行ってきました。平日の午前ということで、異常に老人比率が高かったです。院長先生にわざわざ診察していただいたんですが、なるべく早く結果を出して欲しい旨を伝えると、問診もかなりラフなものでした。
 「君は今どこ大学だって? うんうん、それでXX大学を受けるんだ。うん、がんばって欲しいね。」
 「君は最近大きな病気したことはない? 心療内科などに通ったことはないよね?」
 確かに私はそんなに病気はありませんが(心療内科に行こうと思ったことはある)、半ば決め付け、書類を埋めればよいというやっつけ仕事のようにも思えました。その診断書は形式上完璧なものの、実質的な意義があるかどうかはよくわかりませんでした。
 それにしても病院は良いですよね。受付のお姉さんは、私達を患者扱いで非常に気を使ってくれるので、受付上の話だけでも何だか心が和みました。パーマじゃなくて先端だけがモジャモジャしている髪型(名前がわからん)で、整髪料の良い香りがするので、何かドキドキしました。俺も病人になって誰かにケアされたいなぁと妄想し、保険が効かない診察料にこの費用が含まれているんだ、と割り切りました。

(04/08/30)


「Tike Myson by KO!」

 ちょっと学業で死にそうでして、とてもホームページどころではありませんでした。他にも、4nzixさんのサイトがリニューアルということで、私も本格的に記事を書くようになりそうです。その打ち合わせというかメールのやり取りなどがあり、まあ私の人生山あり谷あり、そんな中でも適当に更新して行きます。

 というわけで本題、Mike Tyson選手の試合です。
 地球の裏側(オハイオ州コロンバス)にいる4nzixさんと仮想空間(MSNメッセンジャー)を通じてしばしばチャットすることがあります。もしかすると、現実の世界も含めて彼と喋っている時間が最も長いんじゃないかとふと気付きました。その4nzixさんから先日行われたMike Tysonの試合のmpgファイル(あちらでは、PPVは50ドルするらしい)をいただきました。WOWOWのエキサイトマッチでは来月に放送されるようですが(ドタキャンのリスクを警戒したのだと思われる)、私は日本で先駆けてこの試合を見てしまいました。Tysonの人生をつづるドキュメンタリーっぽい挿入もあり、番組の質としては非常に高かったです。
 彼のマイサーバーにいろいろとお宝ファイルがアップロードされているので、そこからダウンロードしています(UFC49もいただきました)。ガイジン(北米人)に対して、わざとTike Mysonというと結構受けると思います。なぜ受けるかは辞書を引いてください。
 Tysonの最新の戦績はこちらです。彼のことを知らない人はほとんどいないでしょうけど、一応こんな顔です(マイク・タイソンパンチアウトというゲームの画像です)。

 簡単に紹介すると、最年少ヘビー級王者、そして統一王者として一世を風靡したものの、暴力沙汰で囚人生活も送り、今では3億ドル(300億円以上!)の借金を抱え、天国から地獄まで経験した世界でも有数のトラブルメーカー(?)ということで、日本ではかなりの悪人として認知されているかもしれません。しかし、4nzixさんによると、あちらアメリカでは異常な人気だそうです。
 Tysonの全盛期は彼が20代の頃(だいたい刑務所に入る前まででしょうか)らしく、それまで4nzixさんの私生活では、Tysonごっこ(ピーカブースタイルでガンガンダッキングし、間合いを詰めながら、接近戦でフックを連発する)なるものが流行っており、しばしばお父さんがレフェリーとしてストップをかけたりしていたそうです。
 また、Tysonが試合をするといえば、ファンもアンチも含め全米が注目し、彼のアクション全てが全米を動かすといっても過言ではないそうです。生ける社会現象、そんな存在らしいです。日本でそういう人間が存在するかといえば、多分ノーでしょうね。ですから、「Tysonはliving Godみたいな感じ?」とチャットすると、「いや、living Satanだよ」と4nzixさんが答えました。なるほど・・・。

 ちなみに私の採点は(T:Tyson, D:Danny)、TDT、第3ラウンドにDanny選手のlate punchとlow blowで2ポイントの減点がありましたので、3ラウンド終了時までの集計は29-26でTyson選手を支持します。コメントすべきことは、Tyson選手が3ラウンドに右目じりをカットしたこと、Danny選手のトランクスがやや長すぎるように見えたことです。
 というわけで、私はWOWOWに加入していませんが、加入されている方はliving Satanをぜひご覧ください。

(04/08/29)


「インド戦メンバー追記」

 先日インド戦メンバーを発表した矢先に、中村選手の腰痛が伝えられました(こちら)。ただし、他のサイトでは好調が伝えられていることもあるので、真偽の程はわかりません。
 いずれにせよ、昨日更新したスタメンで中村選手が欠けたとしても、小笠原選手、藤田選手、小野選手が久しぶりに戻るかなどオプションは豊富ですので、特に心配は要らないと思います。その辺はジーコ監督もわかっていることでしょう。
 それにしても、これはアジア杯の酷使が原因なんですかね。それほど中村選手はタフというイメージはないので、指揮官も彼をいたわってもらいたいものですが・・・。

(04/08/26)


「インド戦メンバー」

 インド戦のメンバーが発表されましたね。
GK:楢崎正剛(名古屋)、土肥洋一(FC東京)、川口能活(ノアシェラン)

DF:田中誠(磐田)、宮本恒靖(G大阪)、中澤佑二、松田直樹(共に横浜FM)
茶野隆行(市原)、三都主アレサンドロ(浦和)、三浦淳宏(東京V)、加地亮(FC東京)

MF:遠藤保仁(G大阪)、福西崇史、藤田俊哉(共に磐田)、中田浩二
小笠原満男(共に鹿島)、中村俊輔(レッジーナ)、小野伸二(フェイエノールト)

FW:鈴木隆行、本山雅志(共に鹿島)、久保竜彦(横浜FM)
柳沢敦(メッシーナ)、高原直泰(ハンブルガーSV)

 アジアカップで証明されたように、アジアレベルではまず負けることはないと思うので(負ければジーコ監督も解任でしょう)、この試合の勝ち負けについてはそれほど関心はありません。
 むしろ、これまでの反省を生かした試合ができるかどうかということでしょう。
 明らかにジーコ監督の責任となるポイントは、「直前にインドに入って試合後にすぐに帰国する」というスケジュールと、先発濃厚であろう欧州組(小野と中村)が恒例のように直前現地合流するということですかね。両者ともオリンピックとアジアカップの酷暑を経験したばかりなので、それほどコンディション的には不安はないでしょうが、それでもインドが猛暑であれば、途中交代も止むを得ないとは思います。まあいつものように、苦しみながらも結局勝ってしまうんでしょうね。アウェイですから3-0くらいでしょうか。

予想スタメン
 楢崎
田中 宮本 中澤
 小野  遠藤
加地    サントス
中村
鈴木  久保
 キーパーとフォワード(久保選手は不動)はちょっと不確定ですが、なるべく国内組を重視するだろうという(希望は極力抑えた)予想です。ディフェンスは不動、ボランチは小野選手との相性でバランスを取るのに長けた遠藤選手、両サイドは不動、司令塔は中村選手です。
 欧州組が何人か入るというだけで、随分攻撃の幅が広がってくると思います。両サイドも自発的に走らなくても、中村選手と小野選手というパスの供給者がいれば、強制的に走らざるを得ない(さすがにそれがわからないはずはないだろう)状況になると思います。

 それにしても、厳しかったアジアカップを思い出すと、何とも安心できるメンバーですね。これもジーコマジックなんでしょうか。
 
引用元は全てsportsnaviです

(04/08/25)


「オリンピックつれづれ帳」

 ちょっと学業の方が多忙につき、ホームページまで手が回りませんでした。何を求めていらっしゃるのか私としてはよくわからないのですが、とにかくいらっしゃいませでございます。
 現在メールの返信が滞っておりますが、管理者としてメールをきちんと返信する義務があると思っているので、気長にお待ちください。どうもすみません。

 学業が〜といいつつ、昨夜というか早朝はオリンピックを見ながらの「ながら勉強」をしておりました。野口選手と室伏選手のメダル獲得、見ていてぐっと胸にこみ上げてくるものがありました。
 私は特別スポーツ全般に関心があるわけでもなく、オリンピックは好きなサッカーと最近興味があるグラップリング(柔道とレスリング)、後は深夜に惰性で見ることくらいです。その他の競技については、ガリガリの選手は長距離選手、マッチョの選手は器械体操、太っちょの選手は砲丸投げだろう、くらいしかわかりません。
 こういった陸上競技というのは戦術という言葉があまり重要視されず、原則的には肉体だけの競争なわけです。私は結構天邪鬼な性格なので、単純に肉体勝負で分が悪ければ、その勝負を投げ出して頭を使って勝てれば良いと思ってしまいがちです(こうでなければサッカーのレポートなんか書けませんが)。
 陸上競技なんてえらい味気なくて単純だよな、と思ってしまうこともあります。だからこそ、極限まで肉体を鍛え続ける単調な反復作業に耐えられる選手達は尊敬に値するし、そもそもその競技が大好きでなければ途中であきらめてしまうはずでしょう。私の言葉で言うと、陸上選手はある種のフェチとかマニアです。
 そういう彼らが見せてくれる競技を見ていると、純粋なスポーツに対する情熱が伝わってきます。彼らの嗜好は私には理解できないけれども、彼らが真剣にやっている一流の競技は、私にとって最高の娯楽の一つです。

(04/08/23)


「たまにはインタラクティブに」

 サッカー週刊が終わって、大きな更新の予定はないのですが、20日の現時点で今月3486ヒット、今日も74ヒットです。一体どうしちゃったんでしょうか、というほどアクセス数が好調です。ありがとうございます。

 というわけで、インタラクティブ性というのもインターネットの醍醐味の一つなので、珍しく皆様からのご意見を冷めないうちに紹介したいと思います。
 こういうことをすると、何か自分の力を誇示しているような感じがするかもしれませんが、これは筆者の自己満足、嬉しさのあまりの思い出作り、臥薪嘗胆の前向きバージョンだとご理解ください。ひとりごとのネタ切れ・・・ではないです、多分。

レポートを書き終えてからしばしば宣伝している日本代表を応援するホームページにあった書き込みを一部紹介(アジアカップ中の投稿です)
 
[6416] ちょこっと寸評レス
■DATE:2004/08/06(金) 23:47 ■NAME:ブヒ〜
>[6371] 珍しくレスが! (チキンワイヤーさん)
 私も貴殿の速報(誰の影響も受けていないと思われる迅速な見解のUPが特に素晴らしい!)を興味深く拝見している一人ですよ。
 管理者のコメント:
 え〜、ありがとうございます。影響を受けていないというのは、実は普段からあまり人の意見は参考にしていないからなんですね。それは決してネットライターの記事を読んでいないというわけではなく、基本的には自分がサッカーをやっていた経験を生かすようにしています。サッカーを一緒にやっていた友達にありがとう、を言いたいです。

[6346] >>チキンワイヤーさん
■DATE:2004/08/05(木) 04:31 ■NAME:ジャンプ
掲示板ではジーコの解任と支持をめぐる議論も多いですが、チキンワイヤーさんのレポートは「日本代表」の試合としっかり向き合って的確な分析が施されていると感じました。
 管理者のコメント:
 え〜、ありがとうございます。やっぱり監督のせいにするという傾向は日本人的な発想だと思うんですよね。もちろんジーコ監督はあまり支持できませんが、それとは別に、普通サッカーというのは単なる遊びで始めるものですし、遊ぶときに先生がいないと何もできないというわけはありませんよね。子供達は勝手に遊ぶわけですから。
 あと、悪口を書くと結構疲れますからね。

いただいたメールを一部紹介(改行などは適当に編集しています)
 私は「放送陣に対して」というコーナーを設けているので、それについてのご意見(やはりアジアカップ中)
TV朝日の松木・角澤のペアに耐え切れずに自分でBSを付けてしまいました。 今ならリサイクルショップでアンテナはせいぜい5,000円、BSチューナー付きビデオも5,000円で自力で簡単に付けられますよ。
アンテナはそのままBSデジタル用に転用できるしジャンクのBSビデオデッキなら1,000円くらいで買えます(私は全部含めても2,500円で出来ました)。
私の近くにはハードオフというデジタル関連グッズのリサイクルショップがあるのでそこで探しました。
 管理者のコメント:
 え〜、BS放送を見るための手段に関してこれほど詳細なメールはいただいたことがありませんでした。ちょっとした感動です。
 いやぁ、私も地上波の日本代表の試合しか見ていないというのはサッカーファンとして非常に情けないことだと思うんですよね。Jリーグもろくに見に行かないし(せいぜい年に1回くらい?)、テレビ観戦もしないし・・・。
 Jリーグはともかく、いつも欧州リーグ、特にプレミアは金を払ってでも見たいと思っています。とはいえ現在学生の身分、そういうテレビに関する投資は、所得が入るようになってからですね。そのときはより安いものも検討したいと思います。

 他にも何件かメールやレスの形でご意見をいただいておりますが、了承を得るなど面倒なこともあるので、またの機会に紹介したいと思います。
 とにかく、こう見えてもいろいろと意見をいただけるのは嬉しいです、ということです。

(04/08/20)


「Fuera!(ひっこめ)」

 確か「ジーコ監督に辞めろと言うためにスペイン語をはじめた」とか書いたような気がしますけど、今でも細々とNHKのスペイン語講座を見ています。まあこういう授業では初めてネイティブ・スパニッシュと会ったときに、多少スペイン語で挨拶が出来るくらい(せいぜいプラスアルファ)のレベルにしかならないと思いますが、それでも一応言語好きな人間としては、がんばって続けていきたいと思います。言語もまた「継続は力なり」という典型ですからね。
 というわけで、たくさんのサッカー好きの皆さんが私のサイトを訪れていると思って、ダビー・セラーノ監督の映画「Dias de Futbol」(アルファベットの上に'みたいなのがつくんですが、タイプできません)を紹介します。邦題は「フットボール・デイズ」ですね。よく考えると英訳すれば「days of football」ってことですけど、何で邦題は英語のカタカナ(football days)になっているかわかりませんね。邦題なんて「恋」とか「地獄」とか適当につけてりゃいいって感じがしますけどね。
 私はそれほど映画に詳しくありませんが、この映画はサッカー馬鹿によるお馬鹿なコメディらしいです。スペイン語の番組で台詞を学ぼうというコーナーで紹介されているので私も全編は見ていませんが、毎週見ていて爆笑しています。この映画はテキストによると、9月16日〜26日まで東京六本木で開かれる映画祭"Hispanic beat film festival in Tokyo2004"で公開されるらしいです。スペインでは大ヒットしたそうです。どうにかして普通に見られる方法はないですかね。
 そして、スペイン語(ポルトガル語とほとんど同じらしい)とサッカーは非常に相性が良いんですよね。今週のサッカーを応援する言葉を紹介するコーナーで、いろいろと面白そうな言葉を学びました。アンチ・ジーコ派でスタジアムに行く人は、タイトルにあるようにFuera!(ふえら!「え」にアクセント:ひっこめ!)とジーコ監督に言ってやってください(注:あくまで言語習得として)。ジーコはともかく、試合に勝つぞというつもりで、Venga! Vamos!(べんが、ばもす。さあ、行くぞ!)とかVamos a ganar!(ばもさ がな〜る。 勝つぞ!)とジーコに言ってやりましょう。これであなたも情熱的なラテンの男性です。
 私は帝拳ジム所属のリナレス選手(スペイン語圏のベネズエラ出身)を後楽園ホールまで応援に行くとき、多少言葉を覚えようと思います。やはり言語習得には何かしら現実的な目標が必要なんですよね。私はサッカー好きということで、これを通じてモチベーションを上げていけば良いのか、とふと気づきました。スペイン語は英語についで2番目くらいに好きになったかもしれません。

 まあ私と同じようにスペイン語を勉強している人は圧倒的なマイノリティだと思うので、このひとりごともかなり空振りしそうですが…。

 Viva el futbol!

(04/08/19)


「ほぼ良いところなし〜ジーコ監督解任へのカウントダウン再開」

 有言不実行はいけませんね。ちょっとホームページまで時間をまわす余裕がなかったです。このタイトルはジーコジャパンに対するものでもありますが、自分に対しても臥薪嘗胆のつもりでがんばります。今回のアルゼンチン戦のレポートは見送らせてください。ガーナ戦も面白そうですけど更新しません。その代わりというか、一応メモを取りながら試合を見ていたので、ひとりごとでコメントさせていただきます。たまにはこういうのでもお許しください。

 中村選手を欠く日本代表は、小笠原選手を代役にした以外はアジアカップと同様不動のスタメン、システムで試合に臨む。
 アジアカップと同様、疲労が残っているのか、中国サポーターの呪いのせいなのか、なぜかスロースターターで序盤に失点する。中盤でボールキープがままならず、両ウィングがほとんど走らず、全体的にボールに対する反応がワンテンポ遅く、これではアジアならともかく、アルゼンチン相手に勝ち目はない。
 後半藤田&松田選手を投入し、4-4-2(なぜ中澤&田中選手を外す?)にシステム変更。多少ボールポゼッションは向上するが、全体的な気だるさは変わらない。さらに中盤を入れ替え、遠藤(福西)、(小笠原)て2点差ながら少しはまともに機能するようになる。やはりスペースに積極的に走りこむという動きがなければ強豪相手には勝てないということだ。
 CKから鈴木選手のヘッドで1点差に追いつくも、全体的にはアルゼンチンペースは変わらず。日本は一体何本のシュートを放っただろうか、というお粗末さ。特に両ウィングは代えない必然性がわからないほど運動量も守備の意識もひどかった。中村選手がいたときには、彼のパスを受けるために走らされることも多かったが、彼がいなくなってそのような動きは激減した。彼らを代えないことで、ジーコ監督は日本の将来を犠牲にするつもりなのだろうか。
 今夜の試合は、親善試合だからという理由でやる気が伝わってこなかったのが敗因だった。あれだけ少ない運動量でアルゼンチンに勝てると思う選手は試合に出場する資格がない。全体的には評価できる選手の方が少ない。
 アジアカップで優勝したことも、世界レベルで通用しなければ意味がない。私の中では、ジーコ監督の功績は帳消しになった。以前もアルゼンチン戦を経て大きくスタメンが入れ替わったように、ジーコ監督はようやく不動のスタメンをいじってくれることを願うばかりだ。

 今後のシナリオを描くと、アジア相手に負ける可能性はかなり低いです。無意味な不動のスタメンや欧州組の直前合流など、ジーコ監督に足を引っ張られようと、アジアカップで優勝した以上、選手本人達もそれほど負ける気はしないでしょう。
 ただし、それ以上のレベルとなると、「アジアカップで勝てたのは相手が弱かったから」と揶揄されていたことがかなり現実的になるでしょう。とりわけ、欧州組(私は特に小野、中田、稲本、中村の素質を確かに高く評価している)のコンディションがイマイチなときに、ジーコ監督がその穴を埋めるだけのマネジメント能力はないだろうということです。ワールドカップもグループリーグ敗退ぐらいがいいところなんじゃないでしょうか。
 かといって、公式戦で負けなければ解任されるということもまずないでしょうし、解任のタイミングをずるずると失ってしまうというのが最も確実視されるシナリオかと思われます。

 いやいや、こんな否定的なコメントしか出ないのは辛いですね。レポートにしなかったのはある意味正解だったかもしれません、というレベルです。試合中も一度も見せ場はなかったんじゃないですかね。

(04/08/18)


「国内時差ぼけは嫌ですね」

 遅くなりましたが、ようやくイタリア戦のレポートを仕上げました。不完全なレポートとはいえ、ろくに宣伝もしていないくせに、200ヒットも頂き、誠にありがとうございます。

 更新予定として、18日ガーナ戦は変則的な時間でのレポートは消耗が激しいため、見送らせていただきます。五輪の方はガーナに勝っても負けてもGL敗退ということで、規則的な生活を犠牲にするのはちょっと躊躇しました。
 その代わり、ジーコジャパンの試合のレポートは書きます。一方ジーコさんの方は、純国産組でどれだけアルゼンチンとやれるかどうかというのは興味深いですね。レポートにも簡単に触れていますが、今度はアジアカップとは全く逆の立場、格上相手にアジアカップの収穫が通用するのか非常に楽しみです。

(04/08/17未明)


「レポートは途中ながら更新」

 ちょっとご機嫌斜めでこれ以上書く気力がないので、また後で前半と後半の流れを補足して修正したいと思います。まとめと放送陣に対しての部分は一応完成しています。

 最後ということもあり、かなり本音で喋っているので、そういうのが嫌いな方はご覧にならない方が無難です。かなりマニアックだと思います。でも、これを理解していただけると嬉しいなぁと思う次第です。

(04/08/16)


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