管理者のひとりごと


「生き延びた」

 とりあえず、修士論文の口頭報告会、ようは発表のプレゼンテーションをしました。死に損ねたというか、死んでもおかしくなかったというか、私の人生でこれほどまでに忙しかったのは初めてです。
 ゼミでリハーサルをした時には説明がグダグダで先生に滅多打ちにされましたが、発表当日はJリーグという奇抜なテーマのインパクトだけで乗り越えた感じです。
 この週末は完全燃焼という感じで、ゆっくりと部屋を片付けたり、携帯のドラクエTをやったり、テルの試合を見たりと久しぶりにのんびりしました。とはいえ、何かまだ修士論文で頭がおかしくなっているような感じがします。まあ最終締め切りの来月まではがんばります。  

(06/12/11)

「まだ死ねない」

 修士論文が大変ですね。とりあえず、何とか生きていて良かったです。今年一杯は多忙です。
 先日上京して内定者懇親会に出席してきました。内定者というか社内に経済学をバックグラウンドに持つ人材が少ないようで、仕事を一緒にやっていけるのかどうか不安になりました。
 それは誰しもお互い様ということなんですが、今一生懸命やっていることから離れてしまうのも本当に寂しいものだと感じています。
 先ほど思いついた目標ですが、2010年12月31日までに論文を10本書くことにしました。1年2本ペースです。今現在、3つほど小粒なネタがあります。というのも、私は比較的特殊な性格ということを自覚しており、世間一般の仕事にはとても向いていないような気がするのです。なので、いつでもアカデミックな世界への逃げ道を確保しておくことが今後の人生にとって重要になってくると思っているからです。
 もちろん、アカデミックな最先端の技術を使いこなせることは、来年からの仕事にとっても重要になってきます。仕事の時間とは別に、日々スキルアップを目指すのも重要ですしね。まあ時間が取れるかどうかわかりませんが。


(06/11/20)

「修士論文つれづれ」

 修士論文が本格的に忙しくなってきました。後期始めのゼミでいきなり発表、12月の中間報告まで月一度以上のペースで発表があります。幸いまともに出席すべき授業は一つくらいしかありませんが、それでも今から相当の覚悟がいります。
 今院生生活を振り返ると、大まかに次のようなステップに分けられます。@とにかく恐ろしいまでに厳しい授業に無我夢中で追いつくのにやっとだったころ(ついこの間までか、今もそうかも)、Aようやく英語で書かれた経済学の教科書に慣れた頃(今もそうかも)、B学術論文独特のロジックの展開に慣れてきた頃(今現在)、C研究目的に応じて、適切な論文を探し理解すること、またそのための手段(先生や先輩、インターネットなど)を確立すること(現在)、といった感じです。
 自分の修士論文のテーマについては、しばしば前のレベルに戻ることはあるとはいえ、すでにCのレベルで格闘しているという感じです。しかし、また別のテーマになればAくらいからリスタートでしょうね。ただ、一度流れを掴んでいるので、より短時間で済むと思います。
 修士2年間の75%が終わりましたが、とにかく全力で突っ走ってきた感じです。残り25%ラストスパートです。
 用件は、4日のガーナ戦は多分日曜日にビデオ観戦予定ですので、専門誌を読んでからくらいの感覚でいてください。


(06/09/30)

「平山の帰国に思うこと」

 少し前に書き始めて放置プレイ、そしてようやく書き上げたのかどうかわかりませんが、公開です。
 私は彼のオランダでのプレイを実際に見たことがありません。私の知っている限り、昨シーズンはチームの得点王となったものの、代理人との揉め事などで次第に調子を落としてしまったようです。
 私自身、日本ではレアな大型ストライカーということで、アテネの頃から結構期待していました。しかし、ホームシックになって帰国し、筑波大学に復学したいなどというのにはちょっと信じられないです。
 サッカー選手としての現役生活は非常に短く、また厳しい競争社会であることから、サッカーだけに専念しても成功するかどうかは不確実です。学業に関して言えば中田ヒデが言うように、志を高く維持してさえいれば、勉強は30過ぎてからでもできると私も思います。実際私の大学院(大卒でないと入学できません)には、私の両親くらいの年齢の方もいますし、30歳前後の社会人も全体の20〜30%くらいいます。何事もはじめるのに遅すぎるということは絶対にありません。要は気合いの問題です。
 彼はオランダ語の習得を怠り、オランダ社会に溶け込めなかったようです。私が応援するベルマーレにもたくさんの外国人選手が来ては早々に帰国しますが、日本の文化に馴染めず、試合に出られず、私生活でも仕事でも孤立し、最終的に日本から徹底を余儀なくされます。
 関東人にとって、大阪はある程度外国です。言葉も違うし、食べ物も若干違うし、ラテンの雰囲気は関東ではあまり見られません。私はこの文化に溶け込もうと、まずは関西人が食べる焼きそばやお好み焼きを進んで食べ、関西人より笑いの取れる関東人を目指しました。少なくとも、勉強以外のことでここに溶け込めないことだけは避けるようにしました。
 これまで何人かの日本人選手が海外でのプレイに挑戦してきました。成功しなかった例の方が多いのかもしれませんが、少なくとも弱音を吐いて自分から投げ出してしまった選手はいないと思います。苦しんできた日々は、サッカー選手を引退してからも人生の糧になるはずです。大学に復学すると軽々しく言える程度の覚悟ならば、プロサッカー選手としての精神的タフネスに支障があるような気がしてなりません。
 サッカーの本場の文化に溶け込めなくて、プロサッカー選手として悔しくないのか疑問です。サッカー以外のことでサッカーに集中できなくなってしまったのは非常に残念な話です。彼もアテネオリンピックで思い知らされたからこそ、欧州でプレイすることに挑戦したはずです。その初心はどこへ行ってしまったのか、簡単に弱音を吐くような選手はJリーグでも通用するとは思えません。
 彼も失意のどん底で正直な気持ちを言っているだけで、えらそうに第三者の私が批判するのも承知していますが、サッカーがダメだったから勉強するなどという中途半端な気合いで、学業などまともに達成できるはずがありません。私はただのサッカー小僧で、道を踏み外して人生にかなり妥協して大学院生をやっています。とにかく、私がサッカーから学んだことは、今の勉強に対する姿勢や気合いとして役に立っていると確信しています。


(06/09/08)

「イエメン対日本 最低限の結果」

 過密日程、高地、荒れた芝生(イスラム教の習慣でデーゲームだったのかもしれませんが、芝生の質や照明もJリーグのナイトゲームの基準に対応できないものだったと思われます)など、日本にとって厳しい条件は見事にそろっていましたが、苦しみながらもとにかく最低限の結果を残したことは、この若いチームにとって評価に値します。
 サウジアラビア戦からメンバーをほぼ固定してきた(駒野に代わって羽生)ということは、一度ホームで勝っているということもあり、オシムも日本代表が自力で勝利のためのソリューションを見つけることができると期待してのスタメンだったと考えられます。しかし、苦しいコンディションとはいえ、結果的に最適な解を見つけるのにほぼ90分を費やしてしまったことは時間がかかりすぎていると思います。
 スピードやパスワークを生かした戦い方は、過密日程、高地、荒れた芝生という条件の下ではやや発揮しにくいものがあります。そんな状況で、最も効果的だったプレイはおそらく高さを生かすことだったようです。考えるサッカーというのは、必ずしも難しく考える必要はありません。スピードを生かしたサッカーは理想的であるものの、劣悪な環境下で、まるでバレーボールのようですが、単純にパワープレイを繰り返すことがイエメンディフェンスにとって最も脅威でした。
 もちろん、そのような単調なプレイはいずれ相手にもバレバレになって通用しにくくなります。そこで早いパスワークやミドルシュートなど意表をついたプレイで威嚇することで、また相手に心理的プレッシャーをかけることができます。試合展開に応じてフレキシブルに対応することが考えるサッカーのエッセンスだと私は考えています。はっきり言えば、良い意味でオシムの言うことを聞かないことが重要です。
 試合自体は、ひどい条件がそろっていたこともあり、あまり見る価値がありませんでした。ただし、この苦しんだ反省を生かし、どうすればもっと楽にプレイできるのか、相手の嫌がる攻撃は何かということを常に考えて、各クラブで生かして欲しいものです。
 決定力不足というのは、このようにゴールのイメージというか有効な戦術がデザインできていないというのも少なからずあると思います。どんなに努力しても、努力する方向性が明確に理解できていなければ、それは結果的に成功につながりかねなかったり、微妙に決定力に影響してくるのではないでしょうか。ブラジル代表のロナウド(別格ですが)のようなゴールもあるわけです。正解は一つではありません。

(06/09/08)

「サウジアラビア対日本 進歩なく惨敗」

 試合内容的には、先日のホームでのイエメン戦からほとんど進歩なく、日本の深夜という時間帯的にも眠気を誘う感じでした。ただ、ホーム&アウェイの計6試合で2位以内になれば良いわけで、最強のサウジアラビアにアウェイで敗れるのは致命傷とはなりません。むしろ、次のイエメン戦に気持ちを切り替えるほうが重要です。
 サウジもホームでありながらも、それほどアグレッシブという感じもなく、ドローならばまずまずOKという印象を受けました。一方の日本ですが、得点パターンや勝利のヴィジョンが描けていなかったためか、つまらないミスで結果的に自滅するような形になりました。また、過密日程と長旅によるコンディションの問題も小さくなかったと思われます。
 オシムジャパンの理想系は、走るという観点からすればEURO2004優勝のギリシャみたいな軍隊サッカーだと思っています。これが間違っているとは決して思わないのですが、弱点としては妙にまとまりすぎて強力なリーダーシップを発揮する選手が現れにくいことがあげられるかもしれません。試合終了間際にトゥーリオを前線に置いてもパワープレイに徹しないなど、その典型的な症状です。本来ならば、「とにかくトゥーリオに放り込め」という指示を出す選手がいなければならなかったわけです。
 日本人は上からの命令に対してあまりに愚直になってしまうことがしばしばあります。オシムの試合前のアドバイスが非常に的を得ていたとしても、刻一刻として変化する戦況において、正しくなくなってしまったり、効果が薄れてしまうものです。オシムの求めているものは、そこで相手の意表をつくようなインテリジェンスあふれる効果的なプレイをしろ、ということでしょう。今現在、彼の意図が浸透しておらず、逆にバカ正直に単調なプレイを繰り返したり、自信のないパス回しなど、相手に簡単に読まれてミスにつながり自滅してしまうという状況のようです。
 今のオシムジャパンとジーコジャパンを比べれば、まだ欧州組がいた分個人の能力的には後者が上だと思われます。はっきり言えば、このように脳みそを鍛えて、それを実戦で駆使できるようになるというのは困難に他なりません。しかし、そこまでのレベルでなければ世界に通用しないのもまた事実です。
 あと、ボックス型の4-4-2で攻撃的MFにサントスと遠藤を置くと、フォワードとの噛み合わせがイマイチです。阿部を使いたいがゆえに遠藤を前においているのかもしれませんが、これまでのベスト中盤はトリニダード・トバゴ戦のダイヤ型の中盤(底に鈴木、両サイドにサントスと長谷部、トップ下に山瀬)です。あと、加地よりも田中隼の方が個人的には好きです。次の試合では新戦力を若干追加するかもしれませんが、3-5-2でサイドアタックを中心に仕掛けた方が良いような気がします。

(06/09/05)

「Freakonomics ヤバい経済学」

 今更、という感じですが、知人に借りて読ませていただきました。邦訳では『ヤバい経済学』というタイトルですが、これはすごいです。はっきりいって面白いです。
 この本を読んで私もこれが経済学か、とは正直思いました。何がヤバいかといえば、良くも悪くも誰もやったことがないテーマに取り組んでいることでしょう。相撲の八百長とか、日本では暴露した元相撲関係者が暗に抹殺された可能性もあるような危険なテーマに取り組んでいることです。しかも、我々が暗にタブーと思いこんでいたトピックや結論を平気でジャーナルに投稿してしまうところがすごいです。しかも、載っているジャーナルがトップ5くらいに入るクオリティの高さです。あと、インセンティブの観点から考える、というのは先日の独り言で述べたのと同じです。
 私もどちらかといえばトリッキーな部類の修士論文を書いていると思いますが、Levittの論文は異端中の異端のようなテーマです。だから、悪く思う人は、トリビアみたいな内容だ、と批判するかもしれません。もし、Levittの論文を読んでみたいと思った方、私は読んだことありませんが(相撲の八百長の話はプリントアウトしました)、基本的に英語力と統計や計量経済学といった専門的知識、そしてテーマの背景となる知識が必要となります。検索方法はgoogle scholarで、彼の名前や彼の論文のタイトルを打ちます。おそらく学校以外の環境でフリーでダウンロードできるのはwoking paper(ようはドラフト版みたいなもの)だけかと思われます。例えば、彼の名前で検索すると(こちら)いろいろヒットするので、興味のある方は挑戦してみてください。
 ただし、この「ヤバい経済学」自体はこういった専門的知識を全くといっていいほど必要としません。このようなアプローチが経済学の王道だと思われるとちょっと違うのですが、新しい分野を切り開いているという意味では非常に興味深い本だと思います。研究者にとっても論文のネタになりやすいし、ある意味最先端(フォロワーがいるのかどうか・・・)なので、要注目です。

(06/09/03)

「YUKIのソロA」

 先日修士論文で悩む友人のためにつっぱり桃太郎を買ってあげようとブックオフ箕面市役所前店まで出向き、YUKIのソロ"PRISMIC"が1050円と格安だったので入手しました。
 自分のJ-POPに対する偏見でどれだけもったいないことをしてたかと思うほど、驚くべきクオリティでした。コラボレーションということでややまとまりのなさがなきにしもあらず、ソロということで何となくバンドほどエネルギッシュではないという感じ(だいたいソロはこんな内向的な感じ)ですが、とにかく声が良いし、曲も素晴らしいし、強くおすすめしたいです。ジャケットの感じがBernard ButlerのPeople Move Onにどことなく似ているような似ていないような。
 早速amazonで新作waveを予約しました。別にamazonの回し者ではありませんが、予約すると15%引きです。しかも洋書を買った時の500円引きクーポン券で良い買い物ができました。皆様もぜひどうぞ。
 あと、つっぱり桃太郎はB級のくせに400円もしたので、立ち読みだけで済ませました。B級作品は嫌いではないですが、こんなB級な物はあえて買う必要はないという判断でした。わざわざボランティアで買いに行ったのに、修士論文で落ち込む友人に散々文句を言われ(あのB級のクオリティがわからんのかと)、善意で買い物に行ったのにしょぼーんとしました。
 それにしても、私のサーチ不足があるにせよ東京の方が中古市場が充実しているような気がします。やっぱり東京の方が流通が優れているのでしょうか。

(06/09/01)

「セレッソ対マリノス 8/19」

 私は日産時代からのマリノスファンですが、正直このレベルではJ2に近い印象です(追記:日刊スポーツによると岡田監督は辞任とのことです) 。先日京都対ガンバの試合を見てきた私にとっては、マリノスの攻撃はスロー再生もいいところで、シュートまで何手かかっているのか疑問になります。
 試合内容はともかく、夏休みということで大阪市内の小学校にSB席(バックスタンド)の無料チケットが大量配布されたようで、非常に混雑していました。先日私が観戦した京都対千葉も無料招待券とファンクラブの招待券の期限日ということで異常にバックスタンド側がふくれあがっていました。最近Jリーグの入場者数が全体的に多いような気がするのは、チケット割引やら無料配布などのプロモーションをやっているからでしょうか。少なくとも私が最近観戦した京都対千葉、京都対ガンバ、セレッソ対マリノスではその手のプロモーションをやっていたと思います。夏休みに子供連れで来てもらおうということなのでしょうか。
 私自身、ガラガラのスタジアムならば無料招待券でも配ったほうが良いと思うのですが、無料チケットの有効性について、以下の二つの仮説が考えられます。
 仮説1:無料チケットをばら撒くのは、新規ファン獲得のために有効である。
→無料チケットばら撒き政策が成功するという仮説です。これまでサッカーを見たことがない人、スタジアムに行ったことがない人がスタジアムに足を運ぶことで、その雰囲気に魅了されて今後リピーターになり、将来の優良顧客となる、という仮説です。
 仮説2:無料チケットをばら撒いても、リピーターの獲得はならず、単なる無駄遣いである。
→このプロモーションが失敗に終わるという仮説です。全くの素人ファンというのはサッカーの楽しみ方を知らないし、無料だからこそ行くわけであって、わざわざ金を出して見に行こうとは思わない。従って、また無料チケットがもらえない限り、彼らは二度とスタジアムに足を運ぶことはない、という仮説です。
 実は私の持っているEconomics of Footballという本でこのようなチケット需要関数の推定に関するテーマがあります(まだ読んでいないのですみません)。実際に得られるデータがどれだけの質があるかによって検証の精度も左右されます。要は、インセンティブの影響を考慮して仮説を編み出し、それを統計的手法によって検証するというのが私のやっている勉強です。
 ただ、いかにして今後も定期的にスタジアムに足を運んでもらうかということが重要であることは間違いありません。例えば、西京極などでやっているように、スタジアムに来てポイントをためるプロモーションがあって、一定のポイントで割引クーポン券がもらえるというのも、定期的にスタジアムに来てもらえるようなプラスのインセンティブになります。方向性は決して間違っていません。ただ、これが科学的手法(統計的手法)によって有効かどうかを検証する必要はあります。
 しかし、あまりにチケットのありがたみがわからないと、金を払って見る行為がバカらしくなってしまうという影響も考えられますね。個人的な意見としては、そもそも自分が楽しむことに対して、お金や時間を費やすことを惜しむような感覚は理解しがたいものがあります。他人にチケット(幸せ)を不定期にもらう人生も何だか癪に障りますね。幸せは自分の手で掴みたいです。また、スポンサー企業の従業員にしろホームタウン住民にしろ、身近なサッカーチームに関心がないというのは、サッカー好きとしては非常に残念に思います。

(06/08/24)

「mixiはじめました」

 内輪感覚がうざいので避けていたmixiですが、最近止むを得ない事情ではじめました。フットサルサークルの連絡が基本的にmixi経由で回ってくるからです。
 これまでmixiを誘ってくれた友人を登録して、一応みんながやるように、学校など昔所属していた団体などを検索しました。しかし、よく考えたらそういう義務的に属した組織にはあまり興味も執着心がないし、そもそも特定できる友人もあまりいません。
 むしろ個人情報を意図的に漏らす方が危険だと思うので、世の中にはそんなリスクを犯してでもつながりたいという欲望があるものなのかと感心しました。とりあえず、自分の存在のアピールになり、旧友が何やっているかわかったり、もし同窓会をやるとしたら結構便利だと思います。
 万が一私のmixiに興味があれば、メールください。ただ、このホームページ以上にまじめにやっていませんが。
 では、今夜はセレッソ対マリノス@長居まで行ってきます。これで関西のサッカースタジアムは基本的に制覇です。

(06/08/19)

「日本対イエメン〜半分ちょっとジーコジャパン」

 予測されたように、イエメンにとってこの試合の最大の目標はドロー、勝ち点1でした。リードされても選手がやたら倒れていたので、もしかすると1点差の負けでも良かったのかもしれません(ただ選手にやる気がなかったのかも)。
 いずれにせよ、日本はこの相手の意図を見抜けず、引いた相手に対するアイディア不足が目立ちました。比較的良かった攻撃としては、巻へのサイドからのクロス、ワン・ツー、早い展開などでしょうか。私個人的には1対1で勝負しても勝機が見出せたと思います。
 因果関係はともかく、引いた相手だからといってやりにくさを感じてしまったり、その攻略法に確信がなかったりすると、しばしばフォワードの決定力に支障が発生する傾向があるような気がします。この試合などもその典型で、相手ゴールキーパーのファインセーブもあり(促したとも思う)、決定的なチャンスもなぜだかゴールに結びつきませんでした。日本はもっと自信を持って、決定機の前でちょっとしたフェイントなどで相手を威嚇しても良かったと思います。ゴールキーパーをおちょくるように、あえてキーパーに対してドリブル突破を仕掛けたりするのも効果的だったはずです。その結果、相手に動揺や焦りが生まれ、ゴールにつながるものです。
 日本代表の前半の無策ぶりとグダグダ加減はジーコジャパンを彷彿させるものでした。個人技、フィジカル(高さ)などほとんど全ての点で日本が劣ることはありませんでしたが、ずる賢さというか貪欲に勝つ姿勢というか、勝利のヴィジョンが決定的に欠けていました。今後日本が成長するには、格下相手のこのようなゲームで、相手の意図を見抜き、それを打ち破って心を折る戦いをしなければならないでしょう。オシムが言うように、1点取れば相手はかなり高い確率で崩れるはずです。これが私の思う考えるサッカーです。
 オシムの優れていることは、結果だけのような勝利には批判的なことでしょう。ジーコが解任されなかったのは、単に結果を残してきたからだけです。この試合のように格下のアジア相手ならば、何だかんだ僅差で勝てることはこれまでの歴史が証明しています。しかし、そもそも監督の仕事というのはチームを勝たせて当然であるわけです。我々サポーターがドイツW杯から学んだことは、たとえ結果を残していても、試合内容に進歩がない監督は解任されるべきだということです。もしオシムジャパンがチームの方向性も見えないまま、何となく勝ち続けているだけならば、我々サポーターはもっと強く批判を叫ばなければなりません。
 もちろん、私はそう考えていません。ジーコならば気持ちが足りないだとかでやたらシュート練習をさせるくらいしかできなかったようですが、オシムはさまざまな制約付きのゲームで深く長く真剣に考えさせることを要求します。これができなければ選手にも責任が大いにあります。
 日本代表が考えて走ることを努力しているその一方で、テレビ朝日は考えないで放送しています。そして、自分たちが置いてけぼりを食らっていることにすら気がつかないという幸せな放送局です。見切りをつけられるのは案外早いものですがね。


(06/08/17)

「OPBF SL級TM」

 夏休みで遊びほうけているダメ院生ですが、東洋太平洋スーパーライト級タイトルマッチをクレオ大阪中央で見てきました。これが大阪初のボクシング観戦でした。
 私のゼミのOBであり、正拳ジムのあるトレーナーの方にリングサイドのチケットをいただきました。改めてここでお礼を述べさせていただきます。試合の経過などはともかく、エンターテインメントとして評価したいです。
 正拳ジムには現在チャンピオンもランカーもおらず、興行の華やかさとしてはやや厳しいものがあります。しかし、PRIDEのレニーハートさんのような英語のアナウンサーや、ラウンドガールを用いるなど、イベントとして安っぽくならないような工夫は、東京でのボクシング興行ではあまり見られないのでとても良かったです。しかも、後楽園ホールで買えば1000円はするパンフレットが無料で配られたりとファンを大切にしている姿勢が伝わってきます。理想的には選手のプロモーションビデオみたいなものがあればあるといいんですけどね。現在ブログで地道に宣伝活動に励んでいます。私もこのような日々の努力がいつか報われることを願ってやみません。
 あと、驚きだったのが激励賞というシステムがないということでした。激励賞というのは、ようはファンや関係者がファイトマネーの足しとしてお小遣いをやるというシステムのことです。後楽園ホールでは、選手入場前にリングアナウンサーが「○×会社様、○×様・・・より、激励賞をいただいております。」とアナウンスします。これで選手も随分やる気が出て、より良い試合を見せてくれるというインセンティブがあります。
 私もチケットをただでいただいた代わりに直接選手にいくらか還元しようとするつもりでしたが、そのようなシステムがないとのことで、今後の興行に生かして欲しいとの旨を伝えました。正拳ジムのトレーナーの方にもこのアイディアは好評でした。かつて後楽園ホールに遊びに行っていたことがこんなところで役に立って良かったです。
 イベント終了後、梅田でボクシングファン同士の飲み会をしました。ボクシングファンは極めてレアなのでとても楽しかったです。ただ、最近飲み会続きでオーバーウェイト気味です。減量せなあかん。

(06/08/16)

「ラーメンめぐり」

 先輩に連れられ、宝塚市にある希望軒というラーメン屋でとんこつ角煮ラーメンを食べてきました。チェーン店の割にはかなり美味しかったです。
 私も食べることにうるさくなり、すっかり関西人や。
 では、明日のオシムジャパン更新します。ただし、次の日の午前中更新予定です。

(06/08/15)

「Yukiのソロ」

 テレビに出演しているから買うのを避けていたYukiのソロですが、yahooミュージックで聞いたら(こちら)ギザクオリティタカス!


(06/08/14)

「日本対トリニダード・トバゴ 〜天晴れオシム」

 個人的な事情ですが、課題終了直後&飲み会の連続ということであまり時間が取れませんでしたので、レポートは簡易版でお願いします。レポートの賞味期限は最近本当に短くなっており、かなりの下準備と情報量が求められます。
 ダイヤ型の4-4-2でスタートした日本代表ですが、試合開始30分くらいで決着が着きました。相手は日本のスピーディなパスワークに翻弄され、前半が終わらないうちに事実上終戦となりました。日本は後半も追加点を奪うべきでしたが、コンディション不良か、満足してしまったか、メンバー交代が影響したかやや失速してしまいました。一方の相手はコンディション不良か日本に観光気分で来ていたのか、日本のスピードとインテリジェンスを生かした早いパスワークに相当手を焼いていました。おそらく、この方向性で洗練させていけば、欧州でも南米でも十分対抗できるようにはなると思います。
 オシム監督の練習では、複雑な制約付きのミニゲームなどの練習をよくやるそうです。プロでもこの練習の意図を瞬時に理解するのは難しいようで、おそらく何度か(何度も?)やってようやく慣れるようなルールなのだと思います。
 サッカー選手は仕事で拘束される時間は、一日のうち練習や毎週の試合など比較的短く、割と自由職に近い感じがあると思います。しかし、このような練習に真剣についていこうと思えば、練習以外の時間の多くを費やして、どうすればあの練習でうまくいくのだろうか、あの時なぜミスしてしまったのか、と深く深く考えさせられることでしょう。あるいはチームメイトとアイディアを出し合い、その練習の攻略法を議論することもあるかもしれません。いずれにせよ、義務で拘束される時間以外の大部分をこのように費やすことは、プロとして非常に重要だと思います。
 オシム監督の考えるサッカーというのは、このような時間によって育成されるのだと考えられます。プロはある程度の技術を持っているはずですし、その差はそれほど致命的にはならないでしょう。ただ、その技術をどのように生かすかというアイディアは、脳みその質という意味でより格差があると思います。日本が鍛えるべき場所はそこで、組織力とスピードに裏付けられた戦術で今後も成長していって欲しいものです。
 正直に言うと、オシム監督の仕草や言動は、私の大学院の先生を髣髴させるものがあります。そして、その練習も私の日々のデスクワークに通じるものがあります。例えば、私の指導教官は、おそらく(別にいちいち確認しないから定かではありませんが)毎週のゼミを通じて、私の勉強に対する姿勢や意欲、実際のパフォーマンスをこっそり、極めて詳細に見ています。私に対するコメントはおそろしいまでの記憶力で非常に的確です。また、いくつかの宿題は、徹夜なんか当たり前の感覚でないと、はっきりいって終わりません。いずれにせよ、四六時中勉強のことだけを考えているのは事実です。まるで、先生に常に監視されているような気分です。私はこの環境で相当鍛えられたと実感しているし、心の底から今の状況に感謝しています。
 同様に、オシム監督の要求するレベルは高く厳しいいですが、それについていけばいつの間にか自分の成長を実感できるときが来るのではないでしょうか。この試合の最大の収穫は、わずか数日の練習ながらすでにチームの方向性が見えているということでしょう。日本代表の躍動感あふれる(主に前半だけ)プレイは、見ていてとても清々しかったです。
 あと、選手の顔と名前がいまいち一致しなかったので、Jリーグプレーヤーズ名鑑の2006年版(こちら)で調べると、なぜだか「豊富な運動量」、「献身的なプレイ」、「抜群のスタミナ」などのコメントが必ずといっていいほど載っていました。これがオシムジャパンのキーワードですね。全体的に今日駄目だった選手を挙げるのは、非常に難しいです。
 テレビ朝日の放送が相変わらずひどすぎて、ちょっとレポートを書く材料にはならなさすぎです。こういうひどい放送も、オシムジャパンについていくためには淘汰されるべきでしょう。
 オシムジャパンの試合は非常に内容が濃いので、次回のイエメン戦は録画して復習しようと思います。夏休み期間(9月一杯まで)はじっくりオシムジャパンを研究します。
 参考ウェブサイト、はこちらこちらなど。

(06/08/14)

「U-21 中国対日本〜期待以上の内容」

 結論からすると、山本ジャパン(アテネ五輪代表)以上のインパクトがありました。日本が劣っていたのは、組織力と上背くらいでしょうか。それも8月誕生の急造チームと日本人の特徴ということでその他の部分で対応できたインテリジェンスを高く評価したいです。
 情熱と誇りという不確かなメンタルに関して、闘志をむき出しにするタイプではないものの、冷静に相手の力量と試合のリズムを把握し、決してあわてることなく効果的な攻撃を選択しました。この落ち着きようというか試合巧者振りは非常に驚かされました。
 問題点としては、相手のポストプレーや突破の対応(とりわけバイタルエリアで)がやや遅れ気味で、ミドルシュートを許していたことでしょうか。ジーコジャパンと同じく、この処理方法はアジアレベル以上で通用しないことは自明です。
 それにしても、トータルで考えれば期待以上のパフォーマンスでした。前半を見た限りでは、不慣れな3-6-1というシステムもあってか、パスが回らず、ボールの落ち着きどころがないようでJ1の下位チームくらいの実力しかないと失望したものでした。しかし、ハーフタイムに何を議論したのか、後半は相手最終ラインの裏へのスペースを狙い、積極的に裏へ走りこむプレイで中国をかく乱させることに成功しました。この切り替えがこの試合の最大のサプライズでした。
 今後の課題としては、1対1の勝負強さ、こぼれ球の処理、もう少しフィジカルの強さの向上もしくは、パスワークの向上で相手に触れられないようにする、ということなどが挙げられます。とはいえ、急増チームの割には想像以上のパフォーマンスであったことは評価に値します。
 今回のレポートは、まだ選手の顔と名前が一致しない(部分的に日本テレビの放送のせい)簡易版ということですみません。
 続いて日本テレビ(鈴木健、武田修宏、北沢豪)に対するコメントです。日テレの放送は、実はディレイ放送だったようです。まだ知名度のない反町ジャパンで視聴率が取れないからか、まだその実力が認められないか、あるいは中国のブーイングを警戒してか、などの推測ができます。
 この放送形式も含めて番組の良かった点としては、試合後の監督や選手のコメントが放送できることがあります。試合直後のコメントには活字媒体では伝わりきれない独特の口調、間、表情、雰囲気があるものです。これまでせいぜいジーコ監督のコメントくらいしか放送されないことが多かったですが、選手のコメントも確か二人ほど紹介され、非常に貴重な機会だったと評価できます。
 しかし、全体的に考えればギリギリ可(60〜70点)という評価です。まずよろしくないのは、試合開始前に中途半端に煽り番組を入れ、そのせいでスタメンの紹介などに支障をきたしたことです。最も不満に感じたところは、サッカーを肴に雑談している、真剣に試合を解説していない雰囲気があったことです。サッカーは90分間の長い間、相手を圧倒する時間があり、ボコボコにやられるシーンもあり、膠着でグダグダの時間もあるわけです。結果だけ知れば良いというにわかファンにとっては、後半40分くらいから見ればいいだけで、実際の視聴率も尻上がりの傾向を示すようです。そのようなライトファンを、マニアレベルに育てるという義務もテレビ局は負っているはずです。
 私の印象からすると、やや退屈な時間に雑談でごまかし、余計な情報を与えすぎたと感じます。実際、日本が押されている時間帯というのは、90分間のうちの相手の消耗を待つという重要な時間帯であったにも関わらず、その時間をテレビ的には認められないような扱いをするのは、スポーツ放送としてタブーでしょう。私が日テレのスタッフならば、その重要な時間を視聴者にもわかりやすく解説し、今は相手の猛攻をしのいでいる時間です、この後日本の反撃があるでしょう、などとコメントしたいものです。
 また、去年の旧トヨタカップではLiverpoolのGerrardをやたら持ち上げていましたが、今年はRonaldinhoですか。私にとってはGudjohnsenが来る方がよっぽど興味深いです。まるで一個人だけがあたかも全てのような放送をすることは、サッカーを理解していないことに他ならないし、正直そのレベルの脳みその使い方では、オシム監督のコメントについていけなくなるのではないでしょうか。実際、試合前のあおり部分でも、北沢氏のオシムジャパンの練習に対するコメントは非常にわかりにくかったです。放送局も、サッカーの成長度に遅れを取らないようがんばって欲しいものです。


(06/08/11)

「フットサルやってきました」

 神戸ポートアイランドセンターにあるセレゾンプロジェクトというところでフットサル大会に出場しました。屋根にも覆われて全天候型、人工芝完備、駅前、しかもきれいという文句のつけようがない環境で、関西圏のフットサルサークルはぜひここをお勧めします。
 遠足がてら、車で初めて神戸まで行きました。どことなく平塚と大磯の境に近い雰囲気があって、何だか実家に帰ってきたような雰囲気があるとてもおしゃれな街でした。
 試合は6チームの総当たり戦で、我がチームは1勝1分3敗と第5位(確か)でしたが、いつも遊びの延長でゲームしかやっていないくせに、チームの雰囲気も良く、充実した一日でした。
 疲労は多少あるものの、周りの人々からもっと練習してうまくなりたいという刺激を受け、気合いが得られたのはとても良かったです。
 Yahooの動画、Gyaoなどその他いろいろな動画サービスが充実しつつあるインターネット業界ですが、フットサルはJリーグのように実際のプロのプレイを見る機会に乏しいため、youtubeの動画で早速研究をはじめました。
 日本語でフットサルと打ったら、ハロプロのフットサルのような超下手くそなものがヒットして絶望的になりました。次に、futsalとアルファベットで打つとスーパープレイがヒットしました。これだけレベルの低いものと高いものを平行してみるとわけわかめになります。実は昔の日本代表の試合などきちんとしたものを探していたんですが、ないのかもしれませんね(検索中)。
 とにかく、視聴覚的に楽しめるもの(音楽のライブ音源など含む)などは、まず動画サービスから入るのが最近のインターネットのトレンドなのかもしれません。アマゾンでフットサルのDVDでも買おうと思っています。


(06/08/05)

「亀田の世界戦」

 亀田によっぽど人徳がないのか、接戦だったのか、単純にいんちき判定だったのか、試合直後にボクシングファン以外の友人からもメールをもらい、採点に関する疑惑を指摘されました。
 私の採点は114-113でベネズエラ人を支持(LKKLLKKLKKLL、Lがベネズエラ人でKが日本人で、太字は2ポイント差)、正直なところ亀田にとって良くてドローかな、という感じでした。サンスポからぱくった公式の採点と比較すれば、まあ妥当な範囲だと思います。
亀田   ランダエタ
















8 8 8 (1) - - -
9 - - (2) 9 9 -
- - - (3) - 9 9
9 9 - (4) 9 - -
9 - - (5) 9 9 -
- - - (6) 9 9 9
- - 9 (7) - 9 9
9 - - (8) 9 9 -
- 9 9 (9) - - 9
- - - (10) 9 9 9
9 9 9 (11) - - -
9 9 - (12) 9 - -
112 114 115 113 113 115

source: http://www.sanspo.com/fight/top/f200608/f2006080301.html

 ランダエタにはお気の毒な採点かもしれませんが、このくらいの誤差ならまあ特別騒ぐべきことでもないかな、という気がします。何しろWBAと協栄とTBSという最強のコンボですから、その状況を知ってこそランダエタも戦い方を調整するべきでした。
 もっと中間距離からジャブを放っていれば、亀田にはそれを防ぐ術も対応する頭脳もなかったと思われます。明らかにランダエタのボクシングの方が洗練されており、亀田の長所というのは上の階級の体格的アドバンテージ(パワフルさとパンチ力)とショートパンチはなかなかうまかったかもしれません。
 ちなみに私はあまり亀田が好きではありませんというか、はっきりいって嫌いな部類です。王者たるべき品性がないこと、ボクシングは野蛮なスポーツだと誤解されるような言動ばかりなこと、そもそもあまりインテリジェンスを感じられないことなどです。初回にダウンした時には好意的な声が上がりました。
 あれだけ傲慢に振舞っていれば、困ったときに誰も相手にしてくれなくなるような気がしてなりません。我々の通常の人間関係でも、いつもえらそうだからとか自分勝手だから助ける気が起こらないというタイプの人はいると思います。まあテレビと日常の言動は違う可能性があるかもしれませんが、自分のあらゆる言動には責任を負うべきです。

(06/08/03)

「フットサルやってます その2」

 毎週のようにフットサルをやっています。ようやくわずかながら身体のキレが戻りつつあります。しかし、私も若くないのは認めなければならず、準備運動をしないとシュートを打って左足がつって、軽くジョギングしたら右足首をひねりました。一番辛かったのは、疲労が翌々日にガツンと来たことです。
 それはともかく、我々は毎回20名くらいの人数で4チームくらいのグループリーグ戦を合計2時間かけてやっています。一応この時間ならスタミナも辛うじて持ちます。私は最近興味のあるベッキ、要は一番後ろでボランチやスイーパー的な能力が求められるポジションをやっています。私はまだ動きが万全でないという話もありますが(本職はサイドだと思う)、小野やピルロ(ACミラン)のように前方へ中距離・長距離パスをぽんぽん放り込んでゲームをコントロールできるという感覚はかなり面白いです。
 私は一応フットサル経験者でもあるので、チームを引っ張っていこうと努力しています。始めのうちはなかなか自分の意図するパスがつながらず(自分のミスも含む)、チームに迷惑をかけましたが、次第に私のプレイスタイルをメンバーが理解してくれたのか、パスが通るようになってきました。私も中田選手のようにガンガン議論しあう必要性も感じつつも、日本的な感覚で周りが私に合わせてくれた(と思う)のでとても嬉しかったです。しかも、みんなサッカーセンスがあるようで、周りのプレイをガンガン盗んで私もうかうかしていられない状況です。
 先日は決勝ゴールも決め、チームの勝利に貢献できてとても良かったです。自分の課題も見つかってきて(できていることの方が圧倒的に少ない)、1対1の練習、長距離パスの精度、シュートの精度、フットワークのキレなど、自主練で鍛えたいと思うことがたくさんあります。まあ、毎回試合形式で遊んでいるレベルなので難しいものもあります。
 mixiでうちのサークル(?)の練習予定や試合結果などが更新されているそうで、運営者の方々には感謝の気持ちで一杯です。夏休みは心身の健康のためフットサルがんばります。


(06/08/01)

「シレンやってます」

 神のお告げがあったので携帯をW44Tにしました。ついでにチュンソフトから風来のシレンをダウンロードして遊んでます。あくまで携帯のクオリティなので、単純にゲームするんだったらゲーム機本体を買うべきですが、なかなかのクオリティです。試験がある程度終わってリフレッシュ期間に突入した影響で、無駄にゲームに夢中になっています。とりあえず不思議のダンジョンをクリアし、残るはもっと不思議だけです。シレンっ子の私にはたまらない娯楽です。
 概してこれまでの不思議のダンジョンシリーズに比べて難易度は易しくなっています。マイナスアイテムもほとんどなく、きついのはたまに強い敵が出てくるくらいでしょうか。しかし、携帯(私の機種は多少でかくて重い)はあまりゲームを操作するようにはできていないようなので(ただの不慣れかも)、しばしば操作ミスで死にました。攻略サイトはこちらなどを見つけました。
 新機種ということもあって、音楽やFMも聴けるので結構良かったかもしれません。ただXPじゃないと付属の音楽編集ソフトが使えないので、新しいノートPCも買う予定です。テレビも見られるのにします。夏休みを利用して、これらアイテムや家も快適なように改造中です。授業があるうちは完全にほっぽらかしだったので、今のうちに来期に備えます。大阪在住もあと半年くらいと思うととても寂しいです。


(06/07/31)

「フットサルやってます」

 現在テスト期間中ですが、M2ともなればそれほど筆記試験は多くなく、残された前期の課題は、通常の毎週の宿題、タームペーパー×2、あと比較的軽い筆記試験1本です。来月上旬で全てから解放されます。といっても、修士論文を終わらせない限り、本格的な休みとはならないんですけどね。
 というわけで、最近フットサルはじめました。ある友人から誘われて万博のフットサル場でがんばってます。最後にいつ本格的な運動をしたのか思い出せないくらいでしたので、5分も身体が持ちませんでした。でも、久しぶりに闘争本能を思い出せるような感覚は決して悪くないです。勉強のしすぎも脳みそに悪いですから、健康的にフットサルをやるのもいい感じです。
 本当に久しぶりだったので、技術的なことはもちろん、脳みそもサッカーの感覚を忘れてしまいました。サッカーというのは、一つ一つの状況において正しい(?)と思われるプレイに関する意思決定をしなければなりません。相手のポジショニング、味方がどこにいるか、スペースはどこにあるか、試合運びはどうすべきか(時間帯、得点を狙うべきか、失点を防ぐべきか)、・・・などなど複雑な条件を考慮して、自分が最適と思うプレイ(シュート、パス、ドリブルなどなど)を判断するわけです。
 サッカーでも集中力が必要ですが、もう少し正確に言うと求められるのは情報処理能力(収集・分析能力)だと思います。これら条件を瞬時に把握(収集)し、それを踏まえて(分析)適切なプレイを判断するわけです。顔を上げてプレイしろ、というのはそのアドバイスです(もっとも、相手をだますための視線もありますが)。では、どのようにしてこの精度を上げるかというと、膨大な反復練習の賜物以外ないと思います。人生やビジネスと同じで、ピッチの外でも考えて考えて考え抜き、より最適な意思決定を編み出す、そしてそれを実現するには繰り返しの練習が必要でしょう。
 で、何が言いたいかというと、本当に久しぶりだったのでこのような思考をする脳みその回路が完全にぶっ壊れていたのでちょっとショックを受けているのです。技術的にも体力的にもひどかったですが、フットサルという比較的プレイの展開が早いスポーツで、脳みそがついていかないという感覚がありました。
 まあ、相変わらずここの大学院ではいろいろと環境に恵まれていることもあって、フットサルのメンバーも非常にレベルが高いです。私の体力や技術が全盛期に戻ったとしても、私以上の実力のメンバーがごろごろしています。学部の頃はマニアックなサッカーの話が通じないにわかサッカーファンばかりだと嘆いたものですが、院では全く逆でついていくのが大変です。それはそれで嬉しいんですけどね。
 夏休みもフットサルに励みたいものです。過酷なデスクワークによって、心身ともに蝕まれますからね。リフレッシュしたいです。というか、そうでもしないとマジで死にます。

(06/07/21)

「ゼミがきつい」

 ゼミ(修士論文)がきつすぎます。ワールドカップもとても真剣に見られません。でも、ホームページを放置してこそ、集中すべきことがある今の環境は恵まれていると思います。先生や先輩方には心から感謝しています。アクセスしてくださる方には申し訳ありませんが、男には今やらなければならないことがあるものです。
 リニューアルというか、HTMLで書くホームページはやや古いような気がしてきたので、ブログに移転しようか考えています。ブログもMIXIみたいにつながっているというか属する感覚がうざいのも事実ですが、私のようなマニアックな存在がやっていくのも、ある程度のつながりが重要だと思っています。
 あと、オシムジャパンは応援します。夏休み中に修士論文をあらかた仕上げて、今後はできる限りサッカーに力を注げるよう善処したいです。


(06/07/06)

「日本対オーストラリア」

 私はNHKで観戦していました。国営放送が日本をひいきすることに何の批判もありませんが、ここでは私が思う真実を伝えることが最も重要と考え、彼らに同意しかねる部分も多々あります。世間では日本が勝つと思われていたのでしょうか。「悪夢」というフレーズは天災や事故などに使うべきで、サッカーの結果に使う言葉ではありません。あえて言えば、今回は完全に人災でしょう。
 なお、一応私は誰かの試合批評を真剣に見ることなく、私の偏見をそのままここで述べることにしています。私は人種差別の趣味はないので、良いサッカーは積極的に評価しようという方針です。日本人ゆえのバイアスは存在することは確実ですけどネ。
 オーストラリアは非常に入念に日本を研究し、粘り強く戦ったと思います。日本はここまで積み重ねてきたことが通用しなかったということで、敗北という結果はもちろん、その内容も非常に厳しいと判断せざるを得ません。
 日本のディフェンス対策は、フィジカルを生かして1対1で勝機を見出せ、というところでしょうか。宮本が1対1に致命的に弱く、体格のアドバンテージで強気に勝負をしかけることで、日本のディフェンスはかなり厳しかったと思われます。坪井が負傷交代(観戦中は肉離れかと思われましたが)、その他3枚のディフェンス全員が警告をもらう(反則で止めるしかなかった)という結果には、してやったりという感じでしょう。
 私は前半を見ている限り、後半必ずオーストラリアが失速すると予想していましたが、オーストラリアはやや納得しかねるゴールで奮起したのか、実際には日本の嫌がる攻撃を続けることで、先に日本がへばってしまいました。これでは日本が試合の流れをつかむことは難しいです。日本の最も嫌がる攻撃を続けたというのは見事としかいいようがありません。
 日本のオフェンス対策は、よく言われるように上背のある頑強なディフェンダーを密集させて引いて守るというものです。中田のスルーパスはことごとくディフェンダーにはじかれていました。そして中村を絶対に自由にさせないということです。日本は引いて守る相手に対しての対策が不十分でした。これまでは技術の差(ジーコの悪運?)で何とかやってこれたのかもしれませんが、オーストラリアも随分と研究したのでしょうし、この体格差と技術レベルになるとさすがに同じような戦法は通用しませんでした。今大会を観戦されている方はご承知のように、いまや長距離シュートの精度が試合の勝ち負けを決めるといっても過言ではないようです。
 中田がチームのためを思いすぎてしまったのか(ローマ以降、そんな中田が続いている)、彼は練習してきたミドルを放つべきでした。引いた相手には、ミドルやロングシュートで威嚇し、ディフェンスラインを引き出します。そして得られたスペースにスルーパスを放り込むべきです。プレミアリーグなどでは常套手段となっています。おそらく、パスサッカー(ポゼッションサッカーと呼ぶべきか)が行き詰った時の対策として、ミドルシュートはセットなのでしょう。しかし、いずれにせよ日本はそんな練習をしてきたわけでもないし(打ったとしても、ミドルはまず枠に飛ばない)、フォワードは1対1で勝ち目がないし、中村のフリーキックくらいしか得点できそうにないです。日本のフォワードは、積極的に1対1の勝負を仕掛けないことで、オーストラリアの守備に何ら動揺を与えられませんでした。これではあまりにおとなしすぎます。
 ジーコのカード交代もことごとく不発に終わりました。結果論ですが、柳沢⇔小野という交代は、中盤を厚くしてポゼッションを高める意図だったと思われるものの、実質的にぶっつけ本番のシステムは通用しませんでした。私ならば福西⇔稲本で走り回る汗かき役を投入しました。よく考えれば、この3-5-2というシステムは、選手が代わった時にどうなるかわかりませんね。
 日本の敗因を一言で言えば、1対1で分が悪かったこと、特にゴール前の格闘戦というか肉弾戦対策が不十分だったことでしょう。ごっついオーストラリアをゴール前まで持ち込ませてしまったらどう対処するのか、あるいはその前にどうやって対処すべきかという対策です。このレベルでゴール前まで持ち込ませると、高い確率でやられてしまうことが判明しました。もし日本がブラジルのような技術があれば、ポゼッションなどでそれもカバーできるのでしょうけど。
 私が漠然と思っていた不安がことごとく的中してしまいました。短期間でコンビネーションを著しく向上させるのは非常に難しいですし、グループリーグ敗退が濃厚になってしまいました。レポートの過去ログを振り返ると、そんなことが書いてあるかと思います。残念ながら、ジーコは二度と日本の地を踏めないような不名誉監督として、歴史に名を残すことでしょう。


(06/06/13)

「論文きつい」

 昨夜自殺をほのめかすような(?)内容を書きましたが、私は全く死ぬつもりはありません。お騒がせしてすみません。
 ただ、心身ともに疲れているにもかかわらず、宿題は毎週提出しなければならないのが非常にしんどいのです。まあこんな感覚は多かれ少なかれ大学院生ならば普通なのかもしれませんが。疲れているときには無理をせず(避けられないこともしばしばですが)、できること(簡単な掃除でも何でも)をちゃっちゃと済ませ、エネルギーの循環を促すというか気分を変えるのが、いい仕事に重要なことだと思います。
 先日、ベルマーレの上田監督と、ジュビロの山本監督が辞任しました。横浜FC、C大阪、福岡、湘南、磐田がすでに監督が代わっています。いいのか悪いのかわかりません。それを研究して、私の修士論文が社会的にアピールできたらなぁ、と思う次第です。
 というわけで、ワールドカップ開幕ですネ。明日発表で燃え尽きているので、ダラダラとテレビ観戦しようかと思います。


(06/06/09)

「論文きつい」

 ようやく論文執筆に向かうことになりましたが、実際にやってみると非常にきついです。自分の馬鹿さ加減やら、うまくいかないことばかりで泣きそうにはならないけど、私の6階の研究室から飛び降りたくなります。
 M1の頃は月に400時間以上のデスクワークが2度ほどありましたが、これはいわばやらされている勉強です。自分の目標に向かってやる勉強は量より質が求められるような感じで(というか身体が持たない)、まさに心身ともに蝕まれるような感じがします。怠ける選択肢もあるのですが、それでは簡単すぎてつまらないでしょう。
 今年の最大の目標は修士論文なので、まあいいんです。内定先も私なんかの修士論文を送ってくるようにとおっしゃってくださり、期待してくださっているわけです。ベルマーレも低迷しているし、気分が優れないと死んだ方が絶対に楽だとしばしば思いますが、まあやれる範囲で適当にがんばります。
 というわけで、とりあえず土曜日に発表があって、それまではワールドカップどころではありません。一応日本の試合だけは全て観戦予定で更新もしますが、正直昔の情熱はどこへやら、といった感じです。勉強しか考えられないのはいいのか悪いのかよくわかりませんが、しばらくは死ぬほど勉強の毎日です。
 といいつつ、就職活動を終えたご褒美に(?)、ちょうど友人が来週こちらに遊びに来るというので、一日くらい関西エリアの観光に行ってこようかと思います。大阪はとても良かったです。残り少ない学生生活で少しでも親しみたいです。


(06/06/09)

「ようやく本職へ」

 いろいろあって長引きましたが、ようやく就職活動が終わりました。来年から東京で働きます。業種は、コンサルタント(?)です。
 就職活動で何が辛かったかというと、やっぱり本業である授業が損なわれるということですかね。
 まあとにかく、ようやく自分の勉強に専念できるのはとても嬉しいです。明日というか火曜日に親戚に挨拶を済ませ、研究室に戻ります。
 というわけで、これまでさまざまな人にサポートしていただきましたが、本当にありがとうございます、という感謝の気持ちでいっぱいです。


(06/05/30未明)

「My Thesisに向けて」

 スタートダッシュに出遅れた(ゴールから遠ざかって走っていた)こともあり、ゼミの準備がきついです。
 今夜のブルガリア戦は私の友人のT君が長居まで観戦に行くらしいですが、私はちょうどその時新幹線の中にいると思います。
 ゼミが月に1.5回くらいのペースで発表が回ってきます。これがずば抜けてきついので、日本代表どころではないかもしれません。


(06/05/09未明)

「My Thesis #2」

 修士論文でJリーグをやるといっても、非常に膨大なテーマがあります。サッカーに関していえば、監督・選手の評価と寿命、監督解任の是非、ホームアドバンテージ、入場者数、選手の移籍市場などいろいろあります。
 例えば、監督解任が良いのか悪いのか、誰もが何となくの解答を持っているものです。私は監督解任の成功確率は30%くらいだと思っています(1シーズンに1件くらいしか成功しない)。そこで、経済学的手法を用いてそれが本当に正しいかどうか(先入観でないか)を検証するわけです。有意義な結論が得られれば、クラブにとってより合理的な意思決定ができるわけですね。
 私はテーマをどうするのかまだ決まっていません。というのも、まずは自分の論文が現在のアカデミックなフィールドにおいてどのような価値や意義があるのか、といった外堀を埋める作業が大変だからです。ようは、しばらくは多くの論文を読むのです。
 近い将来、論文をある程度仕上げて、地元ガンバのスタッフといろいろと議論する可能性もあるわけです。自分のやっている勉強で人生が切り開かれていくと思うと、非常にわくわくしてきます。また、サッカー界のインテリ中田選手とThe Economics of Footballの共訳に挑戦したいです。川淵キャプテンにも協力を要請します。
 日々のデスクワークは単調で厳しいものですが、このように夢があるととても励みになります。

(06/05/06)

「My Thesis」

 修士論文のテーマが決まりました。Jリーグやります。
 実は"The Economics of Football"という洋書があるんですよね。一昨日から今日の日経新聞によると、スポーツ経済学というのが流行だそうです。
 まあ経済学は基本的にアメリカンスタンダードなわけで、そこでのスポーツといえばMLB(野球), NBA(バスケ), NFL(アメフト)となります。実際にこれらの分野を対象とした論文は山のようにあります。
 Journal of Sports Economicsというきちんとした(?)ジャーナル(論文)もあったりと、この分野は発展途上ということもあり、非常に興味深いです。
 正直私の実力ではがちんこの経済学をやるのは厳しいので、私の趣味のエネルギーも借りつつ、論文を執筆したいと考えています。私はUSAのスポーツにはあまり関心がないため、UKのスポーツ、つまりサッカーに特化したいと思います。将来的には、修士論文を送りつけてプレミアリーグで働きたいです。
 英語、UKロック、サッカーなど私はなぜだか英国生まれのものに強い関心があり、何だかこの論文を書くにあたって運命的なものを感じずにはいられません。社会問題とか難しい問題はよくわかりませんが、学者が論文を書くのもやはり自分の関心を大事にしていると思うので、私はこの直感を信じます。  とりあえず、ベルマーレファンのOにJリーグの公式記録集2000〜を借りました。がんばります。


(06/05/05)

「Never say die!」

 確か同窓会の時に実家のPCから更新しようと思っていたら、パスワードがわからなくてできませんでした。他にも占い喫茶アタール心斎橋店に行ったりしていくつかネタはあったのですが。
 いろいろあって、就職活動が長引いています。4nzixさんもチャットで勉強が妨げられるのはおかしいね、とおっしゃっていましたが、とにかく勉強の時間を妨害する日本のシステムを悪玉とします。というか、早く決めない自分が悪いですけど。
 就職活動と勉強の両立は非常に大変です。ゼミが尋常じゃないくらい厳しいです。私の指導教官の髪型はナチュラルでスーパーサイヤ人みたいに逆立っていて、私がこっそり「あのカリアゲにまた怒られたよ・・・」とネタにしているのが、どうやらリークされているのかもしれません。というか、先日あるきっかけでこのHPの存在を彼に教えたような気がするのですが、 彼も暇ではないので、こんなHPを見ていないでしょう。このように扱うとあまり良い印象を与えないのですが、私があと20年くらい死ぬほど努力して今の彼と同い年になっても、彼と同じようなアカデミックな実績を残すことはできないと思います。それくらい強烈な人が私などの面倒を身近で見て、鍛えてくださって本当にありがたいことです。
 まあ人生多少の困難があったっていいんです。まだ可能性があるだけ恵まれていると思います。大学院生で経験する苦労は、きっと社会人になっても役に立つと思っています。
 就職活動で少なからずへこんだときに、さまざまな人に励まされ、かなりの短期間で立ち直ることができました。大学院は将来研究者として食っていくという個人事業主の卵みたいな連中がごろごろしているのに、彼らに助けられるとは思ってもみませんでした。
 現在の人脈が将来どのように役に立つのか、現在進行形の過程においてわかりかねることもあるとはいえ、とにかく長い学生生活でこれほど友人に恵まれているという実感は、小学生高学年以来のような気がします。
 そういえば、正直サッカー日本代表どころではないのですが、13日は多分大阪にいるのでリアルタイムで更新できると思います。


(06/05/03)

「Muchas Gracias」

 つづりが怪しいんですけど、どうもありがとう、ということです。
 Benger監督の著書で2年間も音沙汰がないと、まともな友人ならば心配して連絡をくれるものだ、といった文があったと思います。私も関東を離れましたが、同じような感覚に陥ることがあります。しかも、そのようなメッセージは私をとても勇気付けてくれるものです。
 ウリ・ハッキョ(朝鮮学校)のC先生、ホン・チャンスチャンプの祝勝がてらお食事に誘っていただき、ありがとうございます。
 TaejunomicsのTae Junさん、とにかく合格おめでとうございます。大学院仲間が増えて嬉しい限りです。
 Maomie ボクシング関連の皆様、大阪では娯楽といえば阪神タイガースとお笑いと食べることしかないので、ボクシングから離れてしまったことが非常に悔やまれますが、私は相変わらずボクシング好きです。
 なぜかこのタイミングで中学の同窓会の連絡をくれた榎木じゃなくて榎本君(相変わらず平塚人らしく言葉使いが悪かったが、俺もone of thoseだと思う)、サイドバックとして活躍していたサッカー小僧時代が懐かしくなりました。
 などなど、大阪でも元気にやっていけるのも、彼らのおかげです。彼らには日本代表チップスのカード何枚でお礼をしていいやら想像もつきません。
 以下榎木君との会話

私「じゃあベルマーレの開幕戦で会おうぜ」
エノ「仕事だよ」
私「おまえ、それでも平塚市民かよ」
エノ「仕事だよ」
私「同窓会はベルマーレのユニフォーム着てくからさ」
エノ「お前、そんなのもってんのかよ(笑)」
私「こっちでこのユニフォーム着てると産能大学のサッカー部のユニフォームだと間違えられるんだよ」
エノ「(笑)」
私「そういえば、エノってガソリンスタンド(高校時代自宅から徒歩2分くらい)で働いてんだよね?」
エノ「(一瞬混乱するが)いつの話だよ、おい(笑)。」
と、まあ会話している人間にしかこの面白さはわからない感じです。


(06/03/06)

「祝Cocco復活」

 先日たまたま梅田駅である歌が流れていて、何かダークさがないCoccoの出来損ないみたいな音楽だなぁ、と一瞬思いましたが、よく聴くとCoccoそのものではないですか! てっきり音楽から完全引退だと思っていたら、復帰してたんですね。とてもうれしいです。
 で、金曜日のMステも録画して見ました。久しぶりにこの番組を見たら、芸能人ミュージシャンやいんちきミュージシャンの中にまぎれて、明らかに浮いた存在ながらも本当にCoccoがいました。多少緊張していたのか、自分のパフォーマンスが定かではなかったからなのか、歌の1番のサビから2番くらいにかけて調子に乗ってきましたね。ベースの根岸さんとの抱擁は、自分の能力の復活をサポートしてくれたということなのでしょうか。
 新しい楽曲自体は、まだCDも買ってないし、ビデオを10回くらいしか見た程度なのですが、彼女自体は昔のネガティブさが影を潜めて、垢抜けた感じというか、随分と前向きな感じが意外でした。何か少し可愛くなった新生Coccoに期待しているので、いずれにせよCD買います。
 以前はネガティブさをネタに曲を作っていて、それが燃え尽きてドロップアウトしてしまったわけです。充電期間を経て、また別のエネルギーが沸いてきて、今の彼女はとても生き生きとしていると思います。燃え尽きた人間が復活した場合、あるいは底から這い上がってきた人間は相当打たれ強く、そして優しくなっているでしょう。
 私の知る限り、充電期間を経て復活するアーティストというのはかなりレアです。創作活動は身を削って行うものなので、テレビで見るようななんちゃってミュージシャンの95%(独断と偏見含む)くらいは数年で音楽シーンから消え去ります。そして彼らがまた一線級に戻ってくることはまずありません。
 私が昔Coccoを真剣に聴いていたときは、結構ネガティブだったかもしれません。しかし、大学院生活で自分に見つめあう時間を経て、随分とポジティブというか楽観的になったような気がします。ようはもう若くないということかもしれません。
 Coccoがこのブランクを経て成長したように、私も多分成長していたんだぞ、このやろー、と世間に訴えたい気持ちです。

(06/03/06)

「祝Jリーグ開幕」

 万博競技場までガンバ対レッズを見に行ってきました。ギザギザクオリティタカス!!! (C)中川翔子
 朝日新聞経由で買ったのでバックスタンド席2200円でしたが、結果論でもこれは非常にお買い得でした。3500円出しても良かったです。
 一応現在大阪府民ということで、私を含む冴えない大学院生4人は地元ガンバを応援しました。まず何よりも万博をもホームとしてしまったレッズサポーターの皆さんに心から感謝したいです。ちょうどスタジアムがレッズファンとガンバファンにきれいに分かれたものの、レッズ側の応援はまるでサカつくの画面のように応援が抜群にうまく、はっきりいって私はアウェイを感じました。新幹線で東京大阪を往復すれば一人3万円ほどかかります。バスであれば0泊2日の弾丸ツアーだったと思います。貴重なお金や時間や体力を犠牲にして、まだ寒い大阪までいらっしゃった全てのレッズファンは本当に尊敬に値します。彼らなしでは、今日の盛り上がりはなかったでしょう。
 試合自体は、前半にレッズが華麗なパス回しでガンバを翻弄しました。しかもガンバの立ち上がりがかなり悪く、前半2分で早くも失点しました。
 前半終了時点で、これはまずガンバに勝ち目はない、3-1くらいでレッズの勝ちだろうと思いました。しかも、後半に選手交代なしで、西野監督は何を考えているんだ、と一瞬あきれました。
 しかし、何を起こすかわからないのがガンバの魅力なのかもしれません。前半は良くなかったコンビネーションが明らかに向上し、特に加地の右サイドを基点に攻撃が冴え渡りました。ようは、サントスサイドを狙ったからうまくいった、という説もあります。浦和はよくわかりませんが、小野などが失速し、パス回しの鮮やかさが目に見えて劣りました。
 そんなこんなで、加地が代表ではやったこともないペナルティボックス周辺でクロスを胸トラップそして左足ボレーという鮮やかなゴールで同点としました。彼もJレベルでは十分通用します。その時点で私はややあきらめムードだったのですが、スタジアムのガンバファンは爆発的に歓声を上げ、その後まるで雰囲気が変わりました。ガンバファンはおとなしいかもしれないけれど、きちんとサッカーを見る目があるんだな、ととてもうれしくなりました。
 もしあえて判定をすれば、レッズにやや分があったかもしれません。いずれにせよ、この節のベストマッチ候補であることは間違いありません。前半と後半でまるでプレイの質が変わったガンバにはとても驚きました。西野監督がゼロックス杯に「このチームにポテンシャルを感じた」といったのは単なる負け惜しみにしか聞こえませんでしたが、私も今この言葉を確信しています。
 一方のレッズも非常に質の高いゲームを展開しました。パスが回っているうちは、Jのどのチームも勝てません。これは間違いないです。
 かなりの集中力を消耗したため、ただ観戦していただけなのに随分とぐったりしてしまいました。これこそ好ゲームの証拠でしょう。いやぁ、国内でこれだけ盛り上がれるとは思ってもみませんでした。

(06/03/04)

「Hunter×Hunter23巻」

Hunter×Hunter23巻を買いました。数回読みましたが、テラクオリティタカス!!! (C)中川翔子


(06/03/03)

「ホン・チャンス マンセー」

 2.27のウリ・チャンプ徳山昌守選手が防衛しました。その採点です。
私の採点です。ワールドスタンダードに従い、できる限り10−10を避けるようにしました。
Tokuyama
TNTTTNTNTTNT
Navarro
116-112 for Tokuyama

次に公式の採点です。難しいラウンドもありましたので、案外10−10もありますね。
Tokuyama
キーン(英国)    9****9*9**9*
ロジスト(ベルギー) *******9*99*
カバレリ(イタリア) *9*****9*99*


Navarro
カバレリ(イタリア) 9*999*9*9**9
ロジスト(ベルギー) 99*9999****9
キーン(英国)    *9999*9*9**9
where * denotes 10
total 3-0; 117-113 and 116-113 twice

マジョリティ・スコアリングというのか名前は忘れましたが、割れたラウンドを多数決で決める方法らしいです。それでも10-10がありますね。
TTTTTTDTNNT, 118-111 for Tokuyama
難しい採点でしたが、いずれにしても王者の防衛は揺るがないでしょう。
私は王者の現役続行を望みます。

(06/03/03)

「Mogwai新譜」

MogwaiのMr. Beastを買いました。一回しか聞いてませんが、ギザクオリティタカス!!! (C)中川翔子


(06/03/03)

「日テレ意味不明」

 某M氏に「Zicoの悪口は言っていたかもしれないけど・・・」との突っ込みをいただきましたので、この場を借りて、ようは我々は日本代表における鹿島勢があまり好きではないことを認めます。お詫びに日本代表チップスで土肥が当たったのでプレゼントいたしました。一体なぜ土肥ファンなのかわかりませんが。
 日テレのサッカー放送は胡散臭さ抜群なので、そのログを残します。実況と北沢がうざかったのは私だけではないでしょう。もっとサッカーを勉強して、正確に言葉を選んで欲しいものです。まあ大企業の影響下にあるわけでですから、多少手加減してやってもいいんですが。
 ・高原のゴールシーンに「ブンデスリーガー高原!」と絶叫
→例えば、ガンバのフェルナンジーニョのゴールシーンで、「Jリーガーフェルナンジーニョ!」と呼んだら、何かよくわからん。中田がゴールしたら「プレミアリーガー中田!」と呼んだら、すごいのかすごくないのかよくわからん。
 ・日本人学校から来ている「応援団」
→日本のサッカー界では、通常彼らを「サポーター」と呼びます。
 ・中沢187cm、世界に通用する高さ
→身長だけだったら190cm以上の選手はヨーロッパでそれほど珍しくないです。身長だけで世界に通用するというのも、彼に対して失礼でしょう。
 ・試合終了間際やたら「松井」を連呼
→松井大輔がZidaneとかRonaldinho級ならまだしも、単にLeague1で月間MVPを獲ったくらいの選手が一人出場したところで、何が変わるわけでもないのに。松井秀喜の宣伝かと思った。なお、私は別に松井が嫌いなわけではないし、むしろ応援しています。


(06/03/02)

「引いた相手に対して」

 田嶋幸三氏のコメント(こちら)にもあるように、日本の得点力不足の原因は、相手がガチガチに中央を固めてくることによるものだ、というコメントがしばしば見受けられます。
 日本はもはやアジア王者としての認識があり、これまでの試合を見ればわかるように(私のレポートを参考にどうぞ)格下はまず中央を固める作戦をとります。これは決して卑怯でもルール違反でもない極めて合理的な作戦だと思います。もし私が弱小国の監督であれば、間違いなくその作戦を踏襲するでしょう。
 確かに引かれた相手から得点するのは容易ではありませんが、だからといって不可能だということはありません。ミドルシュートやワンタッチプレイなどそれも私のレポートでコメントしてあります。むしろ、相手に固めさせてしまう時間を与えるということ自体、戦術的に相手に劣っていることを暗示させます。
 何が言いたいかというと、相手が日本対策をしてくるということを見越して、さらにその対策をするという作業を怠っているのではないか、ということです。日本の成長度は相手の成長度の比べ、劣るのではないか、ということです。欧州でプレイする選手が増えたのは個人レベルでの成長に他ならないとはいえ、チーム力で考えれば、最近ジーコジャパンはやはり停滞の4年間をすごしてきたのではないか、という気がしてなりません。

(06/03/01)

「ジーコジャパン危うし」

 ボスニア・ヘルツェゴビナ戦は、結果的に引分だったものの、内容的には完敗、ジーコジャパンのワーストゲームといって良いでしょう。いろいろな意味でジーコジャパンのターニングポイントだと思います。
 MVPは難しいですが、中田か中村です。悪く言えば、彼らしか中心人物になりえなかったかもしれません。他の選手は相手の勢いが止めきれなかったため、随分厳しい試合でした。
 前後半両方とも終了間際に得点したものの、内容、つまり展開力や構成力はまるでダメでした。内容で評価すれば、前半はボスニアに判定負け、後半もボスニアに失神ノックアウト負け(病院直行)でした。
 ボスニアは親善試合らしく、おそらくかなり試合内容を重視し、目的をもって試合に望んだと思われます。世界的なスター選手のいない日本が理想とすべき組織力を重視した戦い方をしたのはボスニアである、といっても過言ではありません。
 前半はBarbarezを中心に前線の3人だけの攻撃で突破口を開きつつありました。ハーフタイムに何かふっきれたのか確信したのか、より人数をかける攻撃で日本の守備陣を混乱させます。PKはややシミュレーション気味、1失点は川口のミスに近い感じでしたが、よくこれで済んだという印象です。
 ボスニアを褒めるべき点は、中盤の役割が明確であり、運動量が豊富であることだと思います。前半に攻撃の起点となっていた中田のスルーパスとロングボールを複数人数のマークで封じたこと、致命的な弱点であるサントスサイドを中心に攻め、宮本の頭上を超えるクロスボールを放り込み続けたこと、早い展開で日本の緩慢なマーク(アジアレベルで通用した待つディフェンス)を寄せ付けなかったことなど、ほぼ日本を研究し尽くした万全な戦い方でした。
 日本の弱点は私がこれまで何度も何度もレポートで指摘してきました。小笠原(5.0)と福西(5.5)の交代はその典型だと思います。小笠原は試合開始早々の枠外のシュート以外はダメでした。相手の早いプレスに対応できず、彼がボールを持って何かしようとする頃には、すでに囲まれ、パスコースを失っていました。自慢のテクニックもこれでは何の役にも立ちません。この判断能力の遅さが、プレミアで契約にまでこぎつけなかった最大の要因と私は読んでいます。福西選手は、運動量が少ないため、後半には展開についていけませんでした。そこで走り屋の稲本と交代と思われました。もっともこれは相手を褒めるべきかもしれませんが。なお、小野はあれだけの厳しいプレスで攻撃的MFでプレイしても、彼のキープ力、個人技は生きてこないでしょう。
 次に、もっと致命的であるのが後半の戦い振りです。プレスをかける位置が定まっていないとか、相手の早い展開になす術がなかったということです。簡単に言えば、これが現在の日本の限界です。相手が勢いに乗っていたからなのか、日本の守備陣にはやたらスピードがないように見えました。ファールで止めるのがやっとでした。
 ジーコはアジア相手に勝てることしかやってこなかったというか、事実上チームをほっぽらかしており、チームの総合力は個人の成長だけに依存しているのではないかと思います。ワールドカップまで残り約3ヶ月ですが、今から今夜のボスニアの組織力を構築することは難しいでしょう。結局は中田・中村次第、日本の攻撃力は世界的プレーヤーでもない彼らの個人能力くらいです。つまり、彼らの個人技だけで世界に戦えるはずがないことが、この時期に明らかになってしまったわけです。この事実上の敗北が、ジーコジャパンをどう変えるのか非常に興味深いです。
 最後に、個人攻撃になってしまいますが、以下の選手はドイツに向けて弱点が露呈したのでもう厳しいでしょうというリストです。
イエローカード(かなり危ない):
 宮本・・・ごり押しのフィジカル勝負では全く勝ち目がありません。ハイボールが頭の上を超えて切り込ませてしまうこと、肉弾戦となりがちな欧州のペナルティボックスでは、非常に危うさを感じます。読み能力だけでは限界を感じます。松田に交代させた方が無難です。
レッドカード(もういらない):
 小笠原・・・判断能力が遅すぎて、プレスにはまってしまう。かといってガチガチのフィジカル勝負に分があるわけではありません。残念ながら現在はJレベルといわざるをえません。彼のテクニックもフリーである時だけ、という限定つきです。
 サントス・・・前々から言われていたように、攻撃力をチャラにしてしまう以上の守備力のなさが相手に狙われ、致命傷になります。プレスが甘いというかダラダラしているのが、欧州レベルでは極めて大きな欠陥になります。
 柳沢・・・さっぱり試合に出ないので久し振りだと思ったら、何だかギャル男みたいになっていて腰が抜けそうになりました。イタリアで一体何をしていたのかわけがわかりません。試合に出られないのにストイックさや悲壮感が伝わってこなかったのでもうダメでしょう。久保が孤立したのはチーム全体が押されているわけであって、ターゲットマンがいなくなったのはかなり厳しくなったと思います。

追伸:このレポートを執筆するにあたって、いつもJ-Sportsのビデオを好意で貸してくださるM氏とメールや電話で意見交換(主に柳沢や小笠原の悪口だったかも)することが非常に役に立った。ここにお礼を述べたい。

(06/02/28)

「インド戦コメント」

 インドのレベルは公式戦前に行う高校生とか鹿島ユースくらいだと思います。日本の高校選手権でそこそこくらいか、我が湘南ベルマーレでも2-0くらいで勝てるでしょう。いかに公式戦とはいえ、この相手にできたことをほめるべきか、できないことを批判するべきか、というようになっても止むを得ないでしょう。インドのベッカムというキャッチコピーはかなり興味深かったのですが、偽ブランド以外の何物でもないことが判明しました。私が池田市のベッカムといっても寒いだけ、ということです。
 ボックス型の4-4-2というまた何の脈絡もなくシステム変更でした。Jリーグでこのシステムを採用しているのはかなりレア(湘南ベルマーレがそうですが)なので、今更でもないですが、アドバンテージがあるのか疑問です。
 3-5-2を採用するメリットして、国内組になるととたんに乏しくなる中央からの展開をカバーする意味で、サイドアタックを活用できることがあげられます。なお、この戦法がワールドスタンダードではないこと、サイドに蓋をされる対策がすでに存在することは周知の事実です。
 4バックになり、両翼(サントス・加地)が起点になりにくくなってしまったというのもありますが、中央を人数で固めるインドに小野の供給するロングボール戦法は、やや単調すぎる感がありました。またフィンランド戦と同じような戦い方にはマンネリを感じさせます。
   前半の得点は、インドのオウン・アシストでした。インドはこれで結局自滅、心が折れてしまったような気がします。彼らにできることはただ中央にへばりつくだけでした。
 後半は実質的に消化試合でした。何だかしまらない雰囲気やミスがあったのも、そのせいかもしれません。5-0という大勝に文句はないですが、もっと自分たちのやりたいサッカーでファンを楽しませてもらいたかったものです。
 ペナルティエリアではせいぜいワン・タッチが限度だということ、インドはあたりにいけばかわされるのを恐れ、レフェリーはやや寛容なジャッジであることを考慮すれば、早い展開やワン・ツーがもっと効果的であったはずです。勝てる相手に何となく勝ってしまったという優等生っぽさがどことなく面白くなかったです。
 新戦力についてコメントすると、巻・佐藤・長谷部らは残念ながらポジション争いに食い込むほどではありません。巻を使うなら高原、佐藤なら大黒、最も良い印象だった長谷部でも松井を使った方が良いでしょう。MVPは久保、準MVPは小野か小笠原ということになりますかね。
 最大の収穫としては、久保の復調でしょう。確かにかませ犬相手というのとボールが回ってきたというのもありますが、実戦を経て、ストライカーとしての嗅覚が戻りつつあるような感じがします。
 追伸:当日更新できずにすみません。理由は、退屈のあまり途中で居眠りしていつの間にか小野がゴールしてたりしてたからです。運良く(?)録画していたので、今朝早送りで復習しました。

(06/02/23)

「明日インド戦更新します」

 そろそろ始まるチャンピオンズ・リーグで非常に楽しみなのですが、大阪でのサッカー認知はまだまだのようで、地上波での放送はありません。
 やむを得ずというか、日本代表の試合とゼロックス何とかカップを楽しみにしています。ガンバ対レッズは現在Jリーグが提供できる最高峰の試合という認識で、実際チケットも買ったのですが(開幕戦の方)、いかんせんCLと比較すると何だか地味な印象がぬぐえません。就職活動や修士論文に向けての勉強もあるというのに、娯楽がこれだと何だか空回りしてしまいます。
 インド戦の展望を簡単に書くと、湘南ベルマーレ対インドでも多分ベルマーレが勝つでしょう。日本代表の弱いものいじめというか、自分たちのやりたい方向性をきちんと共通理解して、その戦術でコテンパンにしてもらいたいものです。いずれにせよ、あまりレベル的には高くなさそうな感じで、多少見るのがだるいです。
 でも、更新はします。

(06/02/21)

「小笠原雑感」

 私は日本のスポーツ新聞の記者の大部分はサッカーをわかっていない、試合の結果だけでバカ騒ぎしているだけだ、という前提でやっています。メディアがいつも正しいとか絶対にありえませんからね。
 個人攻撃は好きではないのですが、昨夜のMVPであろう小笠原についてコメントです。私があまり彼を評価しないのは、リーダーシップに欠けるからです。それは昨日の小野にもあてはまるかもしれませんが、せっかくの優れた技術もヴィジョンがないから、宝の持ち腐れになっているというのが本当に嫌いです。ようは、勝利のために自分の技術がどれだけ貢献できるかを試合中に常に考えているのかどうかわからない、監督に言われたことで満足しているのでは、というのが気になります。
 ポジション的にもチームの核となる選手ですし、裏へのロングボールが効率的でないとわかった時点で、なぜもっと別のアイディアを思いつかなかったのか、新しい戦法でチームメイトにメッセージを送り続けないのか、チームを引っ張っていこうという気持ちがないのか、非常に悔やまれます。
 私の知る限り、欧州では自己主張することが前提になっているようです。「沈黙は死」という感じらしいです。彼のテクニックは欧州でも決して劣ることはないでしょうが、あまりに日本人的におとなしすぎるという印象があります。その辺で一皮向ければ面白い選手だと思うのですが。
 ダバディの本とジーコの本を図書館で借りてきました。私はジーコがexcuseする人間だと疑っています。授業が終わって多少自分の時間があると思えば、やはりサッカーの研究に走ってしまうものですね。ある意味サッカー中毒でもあります。

(06/02/19)

「フィンランド戦雑感」

 一言で言えばヴィジョンのない戦いで、最低限勝って良かった、というくらいの意見だけです。
 前半はかなりのグダグダ気味でした。というのは、攻め手が裏への単調なロングボールくらいしかないため、フィンランド守備陣にほとんど読まれていました。アメリカ戦の3-6-1システムでワントップにボールが入らないことを懸念して久保と巻のツインタワーとしたのでしょうが、残念ながらフィンランドディフェンス陣には通用しないことが判明しました。日本人とフィンランド人がガチンコでフィジカル勝負(空中戦など)をすれば、いかに久保とはいえさすがに勝ち目がないことがわかりました。欧州相手にパワープレイという作戦は、日本にはとても向いているようには思えません。
 今年新しいチームとして始動したばかりのフィンランドを簡単にまとめると、空中戦に粘り強さがあること、マンマークには強いような印象がありますが、技術でいえば高々J1以下だったと想定されます。日本相手にとにかくガチガチにガードを固め、攻撃らしい攻撃というのもほとんどなかったといっても過言ではないでしょう。致命的な弱点としては、早い展開やワン・ツーに対して、フィンランドはまるで対応できませんでした。
 日本のこの試合で評価できるといったら言いすぎですが、不満なサポーターによってエコパスタジアムのイスの一つや二つが破壊されずに済んだのは、後半に戦術を変え、日本人の特徴である俊敏性、機動力、スピードといった要素を生かした戦いをしたからでしょう。相手の弱点と自分たちの長所を考慮した戦い方で、ジーコ監督のハーフタイムの支持「グラウンダーで勝負」というのは非常に正しかったと思います。
 ただし、フィンランド相手に戦い方を切り替えるのに45分かかってしまった、前半はまるまる非効率的な戦い方を続けたことの方が批判されるべきでしょう。これがW杯本番ならば、オーストラリア相手に先制されていても全く不思議ではありません。試合中に常に勝利のヴィジョンを描き、相手の最ももろい場所を狙うというアイディアを具現化できないのか、と思うと今夜の日本代表の完成度は、危惧されて然るべきでしょう。
 また、久保のゴールは相手の後半立ち上がりの油断を突いたもの、小笠原のゴールは(見事とはいえ)GKのミスをついたものであり、日本の戦い方で結果を残した、とはやや言い難い点があることは否定できません。
 確かに久保選手の身体能力は日本人離れしていると言えますが、それもやはりスピードを生かしてこそ、でしょう。現在の日本人FWで欧州でも純粋な肉弾戦に分があるFWはいません。今夜の収穫としては、日本人が欧州人相手にパワープレイで勝ち目はない、我々の長所は俊敏性とスピードであり、それを組織力ベースに生かすべきであるということです。いかに国内組主体とはいえ、この時期に方向性の結論しか得られないのは、非常に不安です。

(06/02/18)

「終わった・・・」

 いや〜本当にしんどかったです。ほっとするのもつかの間、これから就職活動やら来年度に向けての予習復習などもありますし、何より就職活動です。まあ今年になってから確か正月以外休みがなかったような気がするので、少しくらい休ませろという感じです。本当にきつかったですが、私の研究室(6階)から飛び降りることもなく、むかつく教授を突き落とすことなく終わって良かったです。
 というわけで、3.4Jリーグ開幕戦、ガンバ対レッズを万博まで見に行くことになりました。チケットは即日完売らしいですが、運良くゲットできました。NHKで放送されるそうなので、皆様も是非ご覧ください。
 あと、今年はベルマーレのファンクラブに入るので(来年はシングルスターサポーターを予定)、ヴェルディとのホーム開幕戦も見たいものです。

(06/02/13)

「更新できませんでした」

 すみません、大阪の我が家ではテレビ東京系列がなぜか映らないのを忘れていました。実家で録画をお願いしたので、今月中におそらく更新できると思いますが、すっかり賞味期限切れになってしまい、大変申し訳ありません。
 すっかりアカデミック・バカになってしまい、勉強のし過ぎで頭が悪くなってしまったのを痛感しています。本当にどうもすみません。

(06/02/11)

「とりあえず小休止」

 先ほどタームペーパーを提出し、月曜日の筆記試験を最後に、長かったテスト期間も終わります。しかし、休むまもなく就職活動再開ということで非常にしんどいですね。
 とりあえず、明日の米国戦はテレビ観戦して簡易版レポートを執筆します。
 展望というか見所を簡単に書くと、3-6-1という謎のシステムは機能するのか(ボックス型はあまり向いていないと思われる)、日本代表は実戦から離れているがどれだけFIFAランキング上位の米国相手に戦えるのか、久保&小野がどこまで復調しているか、 そもそもどうせ中田らが復帰すればえらくシステムも変わるのに日本代表はやる気があるのか、といったところでしょうか。要は久保が得点してくれればいいと思います。高原も柳沢も欧州で通用しない、つまりワールドカップでも通用しないようですので。
 個人的にはダイヤ型の4-4-2がもっとも好きで、ツートップに久保と大黒、司令塔に中村、サイドハーフに小野と中田英、ボランチに稲本、センターバックは中澤と松田/宮本、サイドバックは該当者なし、が現在のベストイレブンとしています。

(06/02/10)

「地獄のテスト期間」

 就職活動のことを書こうと思って放置プレイ、今見返すと悪口なので書けません。
 現在テスト期間ですが、これがまた実にしんどいです。およそ3週間くらい発表やら期末レポートやら試験で張り詰めた状態が続いています。I need vacation. (from Terminator) 就職してからも、合法的な忙しさならばこれだけ辛い日々はないだろうなぁ、と思う日々です。OK、きっとこのストレスフルな日々は後々人生で役に立つさ、多分。
 一応水曜日筆記、金曜日期末課題提出、月曜日最後の筆記試験、(追試の可能性あり)というスケジュールです。
 アメリカ戦は多分見られると思います。多分目覚めてボーっとしながら観戦します。おそらく疲労がたまっており、小○原とかだるいと二度寝するので、彼に期待しています。2月の残りの強化試合は全て見ます、多分。
(06/02/06)

「続・人生最大の山場」

 期末提出課題に関して指導教官に質問して、今日もいろいろと「こうするべきや」みたいなことを突っ込まれました。割ともう慣れてきたので、「よく喋るおっさんやなぁ」とあんまり間に受けませんでした。
 しかし、今思い返すと、「そうなんだけどね(と、私に暗に同意を示しつつ)、ここをこうすればもっとよくなるんじゃないか、もう少し考えれば自力でもっと達成できるんじゃないの」と いったアドバイスをされているような気がしたし、実際にそうだと思います。
 今日はエントリーシートというか企業に提出する書類をM1の某生保の人事部に勤めるKさんに添削していただきました。ビジネスマンらしく、かなり情熱的に厳しく添削していただきました。 私の書類(自分ではそこそこ良いと思っていたけど)に赤ペンでチェックが入りまくっていたのにはちょっとショックでしたが、よく考えれば(考えなくても)、彼は良心で私のつたない文章を忙しい中チェックしてくださったのです。一番高い学食で飯を食いながらやりましたが、なぜだか私の食事代も支払ってもらいました。私の書類ももっと良くなる視点を見つけられたし、彼の器というか社会人としての自覚はまさに尊敬に値します。
 と、よく考えれば(考えなくても)、今は忙しくてつらい時期かもしれないけど、自分は何と恵まれた環境にいるのだろう、と思う次第です。「あぁ〜、またいろいろ言われちゃったよ」と落ち込みますが、次の瞬間には「まあそんなもんだろ、やることいっぱいあるし」と気持ちを切り替え、目の前の課題に集中できるのも彼らのおかげです。

(06/01/12)

「人生最大の山場」

 と、勝手に命名しました。来月の頭からテストなのですでに相当な準備しなければならないというのと、就職活動でいろいろと書類を提出しなければならないというダブルパンチ(プラス冬休みボケ)が非常に辛いです。
 まあ人生そんなもんです。がんばって乗り越えれば、いつかいいことあるさ、多分。

(06/01/11)

「あけおめ、ことよろなど」

 冬休みは緊張の糸が切れたかのようにタイミングよく風邪を引き(無意識にコントロールしていた、多分)、これまでの睡眠時間を取り戻すというか惰眠をむさぼっているうちに終わってしまいました。今日から学校なのですが、すっかり冬休みボケで、あれだけハードに勉強していた自分は誰だっけ、という怠けっぷりです。まあいいです。
 学業関係の忘年会やカラオケやkakuto.com経由でDynamiteに行かせていただいたり(そこで会った外人さんらが私が出会った限り最もガラがscaryという感じだった)、といろいろありましたが、結局は学業や就職活動から気持ちが離れることのない毎日だったような気がします(ほとんど勉強していませんが)。そんなもんでしょう。

 というわけで、大学院生としてあと一年くらい勉強に励もうということで、去年買ったと思われるCDリストです。生協で安く買えるのですが、私ももう若くなく、すでに脳みそが学業に洗脳されているので、昔ほど熱くは入れ込めなくなりました。
 ・Mogwai "Goverment Commissions(BBC Sessions 1996-2003) "
 ・Mogwai "Happy Songs for Happy People"
 ・Mogwai "EP+6"
 ・Fountains of Wayne "Out-of-State Plates"
 ・Fountains of Wayne "Fountains of Wayne"
 ・Jonny Greenwood "Bodysong"
 ・坂本龍一 "BTTB"
 ・The Rolling Stones "A Bigger Bang"
 ・ゆらゆら帝国 "Sweet Spot"
 全体的な好みの傾向として、昔好きだったロック調の音楽にはちょっと飽きたというか、もう新鮮さを感じないような気がします。Green DayのAmerican Idiotで終わりました。ラウド物は勉強の時には駄目です(ドライブやカラオケ用)。
 この中で一番聴いたのは、Mogwaiの♪Happy〜です。前期の厳しい試験前を思い出します。彼らの全アルバムの中で一番バランスが良く、聴きやすく飽きにくいです。
 以下、続くかも。

(06/01/04)

「ようやく冬休み」

 ようやく提出すべき最後の課題を終え、今冬休みに入りました。いやぁ、本当に地獄以外の何物でもない日々でした。本当に毎日の厳しい勉強は辛かったです。
 いろいろありましたが、大学院生にはホームページを更新する時間もないというのが定説なので、まあいいです。とりあえず生存報告です。
 明日から趣味の本でも読もうかと地元の図書館に行こうとしたら、明日から年末年始の休館だそうです。ふざけてますね。まあ就職活動の準備や期末試験・レポートの準備です。結局毎日変わりません。
 一応2月も暇ではないのですが、日本代表の試合くらいは更新したいです。最近はめっきりサッカーにかけられる時間もなくなってしまったのですが、昔の杵柄がどうこうでレポートは続けたいです。
 更新できないのはどうも申し訳ないです。

(05/12/25)

「ウクライナ戦短評」

 まず、M君から「そんなに厳しいメール送りましたっけ?」とリアルな反応があり、よく考えたら確かに彼の言うとおりなのだけれども、実はお互いの柳沢に対する評価が一致しているということで、暗黙の了解事項としました。
 では、短評です。M君と議論しましたが、これは数ヶ月に一度あるかないかくらいのワーストゲームでした。日本はほとんど良いところがありませんでした。見所のない試合で、皆さんストレスがたまったことでしょう。その要因を探っていきます。
 まず、ご周知のようにレフェリーが異常でした。私の記憶にある限り、あれよりひどい審判はほとんどいないと思われます。ジーコの怒り心頭ももっともなことで、正直ウクライナに買収されているのでは、と邪推したくなるほどでした。中田浩へのレッドカードはあまりに厳しすぎるし(イエローならまだしも)、終了間際のPKは全く反則ではありません。
 次に、ご周知のようにウクライナは強かったです。さすがワールドカップ出場を果たしただけのチームであり、シェフチェンコ抜きの1.5軍とは思えない層の厚さと組織力は驚嘆に値します。正直、ここまで強いとは誰も思わなかったのではないでしょうか。プレスのかけ方、パスワークなど相当洗練されていました。メンバーが代わってしまうと、この能力は著しく衰えてしまうことが多いんですけどね。共産主義系の国(日本を含む)は組織力を生かすという方向性が向いているかもしれません。
 最後に、ご周知のように日本は弱かったです。相手の中盤に完全に圧倒されました。もし試合前のゲームプランがあったとすれば(私はなかったと思う)、ホームの利を生かしてくるウクライナに対して前半はしのぎ、勢いが衰えたところを得意のセットプレーで一撃必殺、というすでにこのワールドカップレベルでは使えない戦術だったと思います。後半に松井などを投入して巻き返すというゲームプランがあったとすれば、それは確かにわけのわからない審判のせいでぶち壊されたと、多少同情しなくもないですが。
 そして何よりも、ジーコ枠ということで、サントスと中田浩が不慣れなポジション(コンビネーション含む)で出場してしまいました。そのために、日本はお互いのプレイがわからないでちゅうちょしているうちに、相手の勢いを増す結果となりました。
 4-4-2のサイドバックとしてサントス選手はあまり向いていないと思われます。特に最近はパフォーマンスが落ちていて、フラフラと中途半端でディフェンスができずに相手の右サイドの起点を献上しました。彼の持ち味は攻撃力だと思うので、3-5-2でやらないとすれば、もっと守備的な人間を置いた方がいいでしょう。
 次に、壁的なボランチ(私はこれを日本的ボランチと呼ぶ)は世界レベルでは通用しないと思います。ボランチという言葉時代もジャパニーズスタンダード的ですが(欧州ではセントラル・ミッドフィルダー(中央中盤)と呼ぶらしい)、ようは最終ディフェンスラインにほぼ吸収されて、ただスペースをつめているという静タイプのボランチは欧州ではあまり見かけません。特にダイヤの場合は反則ででも相手の流れを断ち切らないと、前方3人の守備の負担が大きくなり 結果攻撃が難しくなります。
 ラトビアはスパーリング・パートナーだったとはいえ、中村、中田、松井、稲本が機能していただけに、なぜ中田浩とサントス(中盤の負担を増やした)を入れてリセットするか疑問です。これもこれまでの繰り返しで、いわゆる欧州組を突然に組み込み、不動のスタメンを酷使するからこそ、コンビネーションやコンディションに不安が生まれ、序盤に押し込まれる形になるのです。
 特に、ウクライナクラスの相手では、その失敗が致命傷になることが判明しました。この試合の収穫は、これくらいではないでしょうか。
 東欧遠征のまとめとしては、ダイヤ型の4-4-2はオプションとして使えるということが判明しました。そして、これまでと同様ジーコ枠を使うと不慣れのせいでゲームの流れをつかめなくなる可能性が高い、ということです。

(05/10/16)

「更新は明日以降」

 平均的に週に宿題を3つくらい抱える地獄の日々が始まりました。過労です。
 今の大学院で最も良かったこと、といえばやはり優秀な友人に囲まれていることです。なぜかはよくわかりませんが、これまでの学生生活で仲が良かった友人に似ているというかその断片を持っているような人が多いような気がします。自分としては何か懐かしいです。
 しかも、大阪という土地柄(めっちゃ親切)なのか、大学院という場所柄(助け合わないことには単位取得は至難です)なのか、みんながフレンドリーです。社会人になってもこれ以上恵まれた環境というのはそんなにないだろうなぁ、と思う次第です。
 ウクライナ戦については、研究室のM君(熱狂的なブンデスリーガファン)と議論を交わしてから執筆します。ポイントはダイヤ型のボランチだと思っています。
 この場を借りて、M君にはチェルシーのビデオをわざわざコピーして貸してくれたことにお礼を述べたいと思います。

(05/10/14)

「バカ騒ぎしすぎや」

 某T君の家でウクライナ戦を見てきました。6畳一間のワンルームに集まった総勢男女12人(みんなすでにK-1から見ていて酔っ払い)、サッカーマニアの私から柳沢にだけ関心のある女の子から、サッカーそのものに関心のない女の子まで主に野郎が小さな液晶テレビで好き勝手にワイワイガヤガヤと観戦しました。
 男社会に生きる大学院生の性質なのか、野郎が集まると妙なテンションになり(素面とか関係なく)、基本的には下ねたが多く飛び出します。私は原則的に言いませんが、誰かに振って言わせています。その中で、ある女の子が酔っ払っているせいもあるだろうけれど、男でも言わないような下ねたをガンガン飛ばしてくるので、私はあまりのインパクトで試合の記憶が余りありません。他の女の子は完全に引いて、多くの男たちも引いていました。一部の野郎と彼女が盛り上がっていただけです。
 まあ大学院生にもなって、ボトム中のボトム的なくだらない話を一方的に聞かされると、なぜだか今日は精神的ストレスが緩和されたような、気分転換になったという感じです。バカ騒ぎ(一部のエロ騒ぎと大部分のいたたまれない雰囲気)が終わったのが夜の2時だったので、かなり眠いです。
 試合の短評は、もう少し情報収集させてください。どうもコメントするのが難しかしい内容でしたので。

(05/10/13)

「ラトビア戦短評」

 今、ベルマーレの夏休み観戦日記を書き途中です。熱い思いをつづっていると長くなってしまいました。
 では、ラトビア戦のコメントです。試合中に研究室の友人(最近彼がサッカーファンだということを知った)から某Y選手(FW)に対する執拗な罵詈雑言メールが何度も送信されてきたりと、いろいろとメールのやり取りしながら見てました。
 ラトビアはワールドカップにでも出るわけでもない所詮スパーリング・パートナー程度の相手(明らかな格下、ただの練習試合ということ)でしかなかったと思います。Jリーグの下位チームクラスでしょうか。
 日本は欧州組主体でオールスター組を除く国内組によるダイヤ型(ひし形)の4-4-2(4-3-1-2などとも言われる)でした。私個人としては、このフォーメーションが最も好きで、スペインで主流の4-2-3-1、チェルシーやバルセロナの4-3-3はこの拡張版みたいなものだと思われます。このダイヤ型4-4-2の特徴としては、中盤の攻守の役割が明確であり、中央に二枚(中村と稲本)置けるのでタメが作りやすいということでしょうか。 ただし、底(ボランチの稲本)の消耗が大きく、2枚の攻撃的MF(松井、中田)はボランチと司令塔(中村)のフォローでよりウイング的に激しく上下移動することが求められます。比較対象として、ボックス型の4-4-2はより制約が少なく、よりパスワークを多用するチーム(アーセナル、マンUなど)が採用する傾向にあるような気がします。ちなみにベルマーレもその1つです。特に国内組が主力となる日本代表では、あまりの自由性のためこのシステムはあまり適していないように思うことが多いです。
 前半までは、初顔合わせが多かった割にはコンビネーションもなかなか機能していたと感じました。ハーフタイムにはその友人に「後は逃げ切れるような試合運びだけ」といった内容のメールを送りました。
 しかし、後半になると中盤に負担が大きかったのか次第にボール支配率が落ちてきます。中田選手はいろいろと課題を述べていましたが、私個人としてはジーコの選手交代とシステム変更という舵取りを誤ったと見ています。リードしている状態でフォワードの交代(20分の柳沢→大久保)よりも、バランスを取れとサインで中盤の交代、早めに31分の松井大輔→三都主をやるべきだったと思います。
 さらに、最近ジーコ監督がもう一枚のカードというつもりで4バック⇔3バックの入れ替えを頻繁にやっています。欧州組+4バック(欧州では4バックが主流)の組み合わせは流れを変える意味でも効いていると思いますが、いまだに3バックが主体の国内組と4バックの交代はあまり好ましくないと思います。また、途中交替の選手がより小粒だったということもあり、3-5-2システムの機能が不明確になってしまい、最終的に追いつかれてしまったと解釈しています。結果的には、最近の日本らしくなく試合運びを誤り、試合の流れを見落として自滅してしまった、ということです。1失点目は田中選手がもう少しつめられた、2失点目は中田浩選手の明らかなミスでしょう。

 更新が直前になって申し訳ありませんでした。そろそろ本番のウクライナ戦ですね。私は最近学校の近くに引越してきた友人宅で観戦します。彼はサッカー経験が私より圧倒的に豊富で、いろいろ議論しながら見られると思います。

(05/10/12)

「ようやく夏休み終了」

 長かったような短かったような夏休みも終わりました。皆さんお久しぶりでございます。
 阪神タイガースの優勝が決まり、関西エリアは馬鹿騒ぎのご様子で、優勝決定の夜には全ての民放が朝まで優勝特番を放送し、さまざまな店で優勝セールが行われ、近所のセブンイレブンでほとんど全てのおにぎりが100円で売っていました。そのせいでスヌーピーマグカップ応募のシールが張ってなかったのは痛恨の極みでした。
 すでに昨日土曜日から授業が始まり、日々の厳しいデスクワークに戻ります。はっきりいってホームページどころではないので閉鎖も考えましたが、日本代表に対する一通りのコメントはマンネリ気味のジーコに対していまだ効果があると考え、保存版としています。というか、自分の中ではサッカーを見る目が相当鍛えられたので、少なくとも日本代表に関しては大体やりつくされたかな、と実感しています。
 細かい不満もいろいろありますが(大学院は男社会なので部屋が汚すぎる、学食があまり美味しくない、冷房が深夜に止まる、事務の人の愛想が21世紀とは考えられないほど悪い、ごく一部の先生はひどい・・・など)、長い学生生活の中で、これほど恵まれた環境というのはなかったです。質の高い先生も多いし、やりがいのある授業ばかりで、研究室の厳しいけれどがんばって勉強しようという雰囲気がすばらしいです。
 そんなわけで、自分もその一員として生活をすごしていると、別にホームページでアピールするモチベーションも特になくなってしまうというのが正直なところです。あえて書くことといえば、ベルマーレ関連のネタ(結構ある)くらいなんですけどね。
 いずれ時間ができたら更新します(全くの未定)。欧州遠征に関しては、学校の近くに引越した友人の自宅でパブリックビューイング(プライベート?)します。簡易版のレポートを仕上げる気力と時間はまだあると思われますので、更新予定です。

(05/10/02)

「ようやく夏休み」

 いや〜この1ヶ月くらいは過労で入院するくらいでした。
 先ほど期末レポートを提出し、晴れて夏休みとなりました。こんな解放感があるとはさわやかです。明日か明後日に未完成の試合レポート(試合経過)を修正したいです。
 最近、村上龍の『半島を出よ』の上巻だけ買いました(下巻は生協で売り切れ)。まだ50ページくらいしか読んでいませんが、かなりリアルで面白いです。彼の『寂しい国から遥かなるワールドサッカーへ』も読みました。これも面白かったです。
 以前から村上龍作品は面白いと思っていましたが、夏休みに彼の作品を読もうかと思います。あと、夏休み向けについにプレステ2を買おうかと思っています。Winning ElevenとMetal Sagaをやりたいです。パソコンも買い換えようかと思っています。
 今月は、明日と27日に新たなホーム万博競技場で、研究室の友人らを誘ってガンバの試合を見てきます。明日はナビスコカップの第2戦、月末はマリノス戦ということで、なかなかの好カードかと思っています。しかも、ガンバのホームページに書いてありますが、朝日新聞経由で買ったので安く入手できました。
 皆さんも夏休みは、サッカーを見に行きましょう。

(05/08/12)

「また途中です。」

 すみません、土曜日の疲労がまだ回復していないので、また途中で上がらせていただきます。執筆の途中で休みを入れましたが、つまらない試合だったこともあり、ちょっと疲れました。
 あと、オフサイドはいまだに私もよくわかりません。もう少し試合を見て、笛の幹事を理解してから、自分のオフサイドの解説の記事も修正したいです。

(05/08/07)

「ギリギリになりました」

 ようやく展望を仕上げました。中国と北朝鮮の結果を知らずに仕上げました。また、朝鮮半島対決も、その日は帰る時間がなかったため、結局韓国を分析することができませんでした。また、昨日のテスト疲れで本日は休養していたため、まだ中国戦のレポートが不完全のままです。どうもすみません。

(05/08/07)

「更新は遅れます。」

 土曜日にテストと提出物が重なっており、思っていたほど順調に進まず量もたっぷりあるため、レポートの完成はおそらく日曜日になります。
 今夜朝鮮半島南北対決が放送されるので、日曜日(あるいは土曜日の深夜)はそれをゆっくり見て、展望に生かしたいと思います。

(05/08/04)

「一時中断です」

 最近朝型の私にとってこの時間はしんどくなってきたので、前半と後半の流れのまとめ以外を執筆させたのでお先に眠らせていただきます。記事としてはだいたい仕上がっていると思います。
 おそらく明日というか今日完成させます。それにしても勝てないのはよろしくないですよね。これで解任されないんですかね。

(05/08/04未明)

「体調はまあまあです」

 展望はあんまり書くことがないのですが、とりあえず私は楽観的です、ということです。たとえ1失点しても、それ以上の得点は可能です。私は中国対韓国戦を見たわけではありませんが、ジーコ監督の思惑通り、さすがに中国には勝てると予想しています。
 なお、私の体調ですが、昨日はお休みをいただいたので、90分間集中して見て、レポートを仕上げる体力は何とか残っていると思います。
 あと、もしご好意で北朝鮮戦のビデオをプレゼントしていただける方がいましたら、ぜひメールください。

(05/08/03)

「ちょそぬんはなだ」

 久しぶりに更新しました。必ず日本が勝つので、在日朝鮮人の友人がまた自棄酒大会になると思うと、心苦しい限りです。
 今夜はまあ試運転的なところがあるかと思いますが、最も良い試合が韓国戦になるでしょう。3連勝に期待です。

(05/07/31)

「ドゥンガ=ターミネーター」

 数週間に及ぶ過労というものは、そう簡単に消え去ることがないということが判明しました。リハビリ中というか、少しずつ趣味の時間を増やすことで、精神的には徐々に回復しつつあるように思います。
 早速地元の図書館に行って、ドゥンガ著『勝利の条件』を読破しました。個人的なことですが、ドゥンガ時代のJリーグには全くといっていいほど関心がなかったので、少し前に彼が週刊プレイボーイでコメントしていたので面白かったくらいしか彼に対する思いがありません。しかし、この本はかなり面白かったですね。私も彼のようにサッカー畑出身の人間なので、彼の哲学は非常に共感できます、というか、俺が思っていることを何でこいつが書いてるんだ、とさえ思いました。
 ジーコの考え方も、ここにヒントが隠されているように感じました。外部の人間から彼のやり方を評価するのは難しいですが、結果論としては今現在うまく選手たちが彼の哲学を理解しつつあると言って問題ないと思います。その辺のことも踏まえて、一発目の北朝鮮戦の展望を仕上げます。19:30キックオフのようですので、恒例のように、早くて昼くらいの更新予定です。
 久しぶりの更新なので、ちょっと緊張しています。東アジア選手権では、破竹の3連勝、つまり優勝することが義務ですね。期待しています。

(05/07/30)

「死なずにすんだ」

 いや〜、本当に地獄のような試験期間が大まかに終わりました。今までの人生で経験したことのないような疲労やストレスを数週間に渡り耐えぬくことが出来ました。
 まだタームペーパーの提出などやることが残っていますが、一息ついてようやく自分の勉強に専念できるというか、はっきり言って今は休みが欲しいという感じです。
 日曜日に提出物がありますので、その進み具合によっては、簡易版レポートになるかと思います。こちらに来てからろくにサッカーも見られなかったので、生きる希望みたいな感じがします。
 とりあえず、生存報告まで。

(05/07/26未明)

「すみません、絶対更新できません」

 一応今月末で主要な試験が終わります。それまでは地獄以外の何物でもないです。
 東アジア選手権から更新復活予定ですので、ぜひよろしくです。サッカーもしばらく見られなかったので、試合勘が鈍っているかもしれませんね。
 8.13のナビスコカップ第2戦、ガンバ対セレッソを研究室の友人らと一緒に見に行くことにしました。あらたな地元として、どちらかというと近いガンバを応援します。
 池田駅のびっくりラーメンには大黒選手のサインがあります。大阪のチェ・ホンマンを応援しています。
 
(05/07/13)

「すみません、更新できません」

 うちの大学院は半ば軍隊と化していて、生徒には娯楽の時間はおろか睡眠時間も与えないという方針のようです(語弊を含む表現)。
 これまでだるい試合でも執念でレポートを書いてきましたが、来月に試験を控え本当にそんな時間がなくなってきました。コンフェデもワールドユースもリアルタイムで見られないというか、見られたとしても試験終了後の八月上旬くらいになってしまうのでは、と予想しています。
 運がよければ22日のブラジル戦は見たいと思っています。私はジーコジャパンはアジアではそこそこ互角の戦いができても、最終予選レベルでは勝てないというシナリオを描いています。非常に興味深い大会ですが、残念ながら更新できません。
 夏休みに入れば、おそらく療養時間が得られるので、更新も復活できると思います。
 
(05/06/15)

「すみません、寝ます」

 わざわざ起きてアクセスしてくださった皆さんに申し訳ありませんが、現在体力の限界で、土曜日も厳しい授業があるのでレポートを仕上げず先にお休みさせていただきます。
 タイトルは「バーレーンの自滅に救われる」です。ジーコ嫌いの私は相当悲観的なシナリオを予想しましたが、主力を欠いたバーレーンが予想以上に心が折れていました。あれだけプレスをさぼったら、テクニシャン揃いの日本に勝つことはできません。中田選手ら欧州組のリーダーシップも良かったでしょうか。これはバーレーンのワーストゲームでした。
 あまり見るべき内容はなかったですね。小笠原選手が予想以上に活躍しました。MVP候補です。
 遅くまで応援した皆さん、お疲れ様でした。

(05/06/04未明)

「編集後記」

 ちょっと来週は課題が重なっており、正直ホームページどころではありません。本当に申し訳ないというか情けないと思いますが、北朝鮮戦はおそらくリアルタイム更新できないと思います。

(05/06/04未明)

「バーレーン戦簡易展望」

 今夜は本番ですし、運命をかけた戦いでもあるので、死ぬほど忙しい合間でもこっそり更新しますよ!
 ただし、HTMLをいじる時間の節約のため、ひとりごとでの執筆となります。あと、最近はキリンカップを真面目に見る(メモを取らず不真面目には見た)時間も、サッカー誌を読む時間もなく、Numberを辛うじて読めたくらいということなど、お見苦しい点はどうかご了承ください。
 今夜の試合は、期待のニッポン放送さん(こちら)でもラジオ放送がありますね。

展望
 事実上の調整試合であったキリンカップにつまづき、どことなく勢いのない日本(FIFAランキング17位)が、アウェイのバーレーン(FIFAランキング49位)戦に挑む。バーレーンはここで負ければ2位以内のワールドカップ出場がほぼ絶望的になり(他大陸とのプレーオフはさらに絶望的だろう)、最終決戦の覚悟で挑んでくるはずだ。監督も解任をかけての戦いを意識し、非公開練習を徹底する程の気合いの入れようである。
 一方の日本は、ここ最近の最終予選においてかなりの苦戦を強いられている。結果的に2勝1敗の勝ち点6であるものの(対するバーレーンは1勝1分1敗の勝ち点4)、正直予選を突破できるのかどうかという不安が付きまとう。
 まさしく神のように悪運の尽きないジーコがなぜ土壇場で勝ち残れるのだろうか。サッカーという集団競技は、偶発的な要素に左右され、メンタル面が大きく影響することが多い。勢い、運など非科学的な物とはいえ、何かの弾みでチームが異常なまでに一致団結し、アップセットを起こすこともあるし、逆にその雰囲気が一瞬でぶち壊されてしまうこともある。詳しくは、湯浅健二氏の著書(こちら)で述べられている。
 ジーコジャパンの場合は、選ばれし日本代表が最後まであきらめない闘志を持っているということもあるが、筆者が思うに、相手が日本ということで萎縮してしまったということもあるだろう。アジアの多くの国々は、勢いに乗った日本にはまず勝てないとうすうす感じているのではないだろうか。
 しかし、そんな勢いや運というものは長続きするはずがない。最近の結果を重んじれば、攻撃のヴィジョンがないため、格下の弱小アジアならばともかく、中堅どころの南米やアジアでも最終予選クラス、特に入念に研究されている昨今では、やや厳しい状況にあると考えざるを得ない。日本を飲んでかかってくる相手に、これまでの勢いはやや影を潜めることになるだろう。
 欧州組(特に中田英と中村)が合流したが、キリンカップが彼らの合流のための調整試合という意図もなかったようで、結局はぶっつけ本番のようなシステム(初めての3-6-1)で試合に臨むようである。約2ヶ月ほど試合に出場していない中田選手(コンディションは回復しつつあるようだが)をボランチに置くことで、期待もあるがリスクもある。
 小野選手の負傷はようやく起点になりそうだった芽を失ったし、攻撃の形が何かと考えると答えがたいものがある。これまでの選手たちの経験や慣れによる攻撃やセットプレーはすでに対策を立てられていると覚悟すべきだ。一方のバーレーンは、非公開練習でカウンターアタックを練習をしているのでは(中沢が入れば大丈夫?)と思われる。
 唯一日本に分があるといえば、タレント勝負に他ならないし、ジーコ監督が不動の選手たちに期待するのはそれだろう。確かに、バーレーンはおそらくそれをもっとも恐れているし、それをやられてしまえば案外簡単に戦意喪失してしまうだろう。
 とはいえ、そんな都合良くタレントが発揮されるほどジーコ監督が入念な準備をしてきているわけでもない。仮にリードしていたとしても、バーレーンのホームのアドバンテージやスタミナなどを考慮すれば、ロスタイムまで油断することはできない。

 
予想スタメン

川口
田中 宮本 中澤
加地 福西  中田 サントス
小笠原   中村
柳沢
 無理矢理欧州組を入れるがためのようにも感じられる強引な3-6-1というシステムだ。個人的にはこれまで積み重ねてきた3-5-2(大黒と柳沢のツートップ、司令塔に中村)で試すべきだと思う。
 今夜の試合は、現実的に0-0で勝ち点を奪えば及第点である。正直なところ、セットプレー以外の得点パターンは想像しがたく、それもすでに対策が立てられている。もし相手が先制し、その後徹底して引いて守れば、それを崩すだけの破壊力が今の日本にはないように思う。もし負けるようなことがあれば、ジーコ監督の解任へのカウントダウンだろう。

(05/06/03)

「今更イラン戦簡易レポ」

 もともとこうやって更新していれば良かったですね。簡易版のサンプルです。
 うちの近所の図書館でサッカーマガジンもダイジェストも扱っていないようなので、ちょっと困っています。
まとめ
 一般的に予想されたように、総合力では多少なりとも日本にアドバンテージがあった。その圧力のため相手のミスを誘ったか、勢い(ジーコの悪運?)で幸運を呼んだかわからないが、明確な攻撃の形を作ることもなく、とにかくオウンゴールで勝った。バーレーンからすれば、勝ちに等しいドローをあと一歩で逃したものの、次のホームでは互角以上に戦えるという自信を得たことだろう。
 イラン戦を犠牲にしてホームにおいてバーレーンを倒したという結果だけであり、この2試合のために積み上げてきたもの、どのような対策をしてきたのかは全く伝わってこなかった。頂上対決というわけでもない試合に、無様な消耗戦を強いられてしまった。この相手にこのような結果と内容では、今後どうやってワールドカップで戦っていくのか極めて不安である。
 ジーコ監督の理想像は、欧州組をふんだんにスタメンに起用し、多少補完的なアイディアを与えながらも、基本的には彼らの自由な戦い方を俯瞰するだけであろう。コンフェデ杯前やワールドカップ直前にまとまった練習期間があれば、物分かり良い日本の精鋭たちに、ジーコイズムや戦術を浸透できると楽観的に考えているのではないだろうか。それまでは、つまりアジアレベルで4.5枠に生き残ることは決して難しくないと考えていると推測される。
 今回もこれまでの国内組育成方針(と呼ぶべきものでもなさそうだが)を突然に破棄し、お気に入りの欧州組を無条件に付け焼刃的に起用することで、チームはコンビネーションに明らかに問題を抱えるようになった。最終予選を勝ち抜くために、欧州組が必要不可欠であることに異論がないとはいえ、その噛み合わせの調整にはかなりの無理があったようだ。日本最大の歯車、中田英寿が組み込まれることで、周囲とのコンビネーションやバランスが損なわれてしまったとも感じた。もちろん悪いのは彼個人ではなく、監督である。
 この代償は大きく、アウェイのイラン戦を練習試合として放棄し、絶対に勝つべきホームのバーレーン戦ではあわやのドローという無策振りを露呈してしまった。このホームのバーレーン戦は全6試合のうち、厳しさは中程度であると思われる(ホームの最終イラン戦は消化試合になると予測すれば、難易度の順位はイランA、バーレーンA、バーレーンH、北朝鮮A、北朝鮮H、イランHとなる)にも関わらずだ。 
 フィジカルに優位を持ち、アジア屈指のゴールキーパーを抱え、かなり高い組織力を持ち、日本を入念に研究しているバーレーンに対して、露骨なセットプレーからの空中戦を挑む必要性はどこにあるのか理解しかねる。また、単純にロングボールを前線に放り込む作戦は下策中の下策(小学生レベル)であり、ベストイレブンに近い日本代表がするべき作戦でもないし、バーレーン相手に通用する作戦であるはずがない。このような作戦に頼ってしまうのは、明らかにチームのコンビネーションが信頼ならないからに他ならない。
 私がこれまでのレポートで執筆してきたように、中東勢はタフではあるが柔軟ではないという性質があり、中央からのワンタッチプレーやミドルシュートなどに翻弄してしまう可能性が高いのだ。ドイツ合宿でジーコ監督が主張していたように、フォワードがポストプレイに徹し、欧州組にミドルシュートを打たせる作戦とやらはどうしてしまったのだろうか。おそらく、欧州組を突然に起用したこともあり、そのような準備期間が足りなかったのだろう。攻撃パターンを共通理解させず、生兵法で戦に臨ませる指揮官の罪は重い。
 私も同じようなコメントをするのは退屈であるし、同じ過ちを繰り返す監督を支持するつもりは毛頭ない。皮肉にも、ジーコ監督を解任させるには、アジア4.5枠はあまりにも甘すぎるし、彼を言い訳にするほど日本の精鋭たちは未熟でも無能でもない。おそらく、今後の最終予選はシビアな停滞期間をどうやって生き残るかという消耗戦を強いられるかねない。
 北朝鮮はこのGL明らかに出遅れてしまったが、もし日本が第3位となり、他大陸とのプレーオフになれば、かなりの茨の道を歩くことになるだろう。

 今夜のウズベキスタン人の審判は、ジャッジに安定性がなく、どう考えてもアウェイのバーレーン寄りであると思える笛がいくつもあった。今年ワーストクラスであることは間違いない。

放送陣に対して
 今回は引っ越したばかりということもあり、テレビ朝日で観戦した。ジーコ監督と同じように、期待のセルジオ氏は今夜切れがないと感じたため、川添氏のピッチ解説は捨てきれない要素を感じつつも、早々にニッポン放送の実況に切り替えた。
 ラジオだけでは伝えきれない部分も少なからずあったが、多少大げさで、かつ具体的な(テレビでコメントすれば非難の嵐になるような本音も含まれていた)コメントばかりで、非常に好感が持てた。特にラジオゆえにフジテレビの青嶋氏のように、プレイに参加している選手の名前を的確に呼ぶのは、試合をより深く理解するためにかなり役立った。金子氏のコメントも興味深く、また機会があればぜひ聴取したいと考えている。
 今回は全国放送だったようで、ただ馬鹿騒ぎするだけのテレビ朝日にうんざりしている人々には、心からニッポン放送のラジオ実況をオススメする。

選手の採点

楢崎6.5
中澤6.0 宮本6.0 田中6.0
加地5.5 中田5.5 福西6.0 サントス6.0
中村6.0(稲本-)
高原5.0 鈴木5.5(玉田5.0)
ジーコ4.5
試合5.0

事実上のドローである試合に、MVPは存在しない。評価の傾向が守高攻低である。
楢崎GKは非常に安定しており、この日危ないと思わせるシーンは皆無 だった。
守備陣は全体的に及第点はあげられるだろう。相手の個人技とフィジカルに対応できる頭脳と経験は持ち合わせていた。カウンターアタックも食らわなかった。
加地選手は、前半は5.0後半6.0、中田選手はチームが停滞しているのに混雑している方面か、サイドに逃げるパスを多用しすぎた。彼に求められているのは、華麗に繋ぐことではなく、チームの流れを変えるようなミドルシュートを放つことだったろう。小さくまとまりすぎてしまう悪い癖が出た。福西選手は要所要所を反則でうまく止めた。らしさをアピールし、この中等2連戦のキーマンだった。サントス選手はドリブル突破は攻撃のアクセントとして効果的だった。中村選手は執念深くFKを蹴り続け、貴重な攻撃の手段を演出した。
マークが厳しいながらもフォワード勢は今夜も不発。高原選手は倒されたときの演技くらいしか評価することがなかった。フィジカルの強い中東勢との競り合いには分が悪く、それでリズムを崩したか、決定力も欠いた。鈴木選手はスピードがないのが致命的だった。ゴールに向かって行くタフな姿勢を見せられず、見せ場は後半X分のキーパーがはじくシュートと、前半終了間際のジャンピング・アックスボンバー(右ひじを直角にしたラリアート)でGKをノックダウンしたくらいだった。玉田選手はバーレーン戦と同じく、消えたまま機能することはなかった。アピールは、オウンゴールを誘う反則をもらったことだけ。
ジーコ監督は事実上ドローの試合をした罪を背負うべき。他大陸とのプレーオフになれば、辞任するくらいの気持ちで望んで欲しい。
この試合は、事実上のドロー、ホームでは負けに等しい内容であり、評価すべきことは全くない。日本代表は進歩しておらず、停滞しているだけである。

(05/05/22)

「そういえばキリンカップ」

 すみません、まだ生きてます。
 福知山線の脱線事故で、親戚や地元の友人から多数の生存確認連絡がありましたが、幸い私は自転車通学です。
 はっきり言ってホームページを更新する時間も余裕も普通の大学院生にはほぼ皆無なため、正直閉鎖しようかと思いました。ただ、これまでやってきたことはそれなりに価値がある(と思いたい)として、皆様のお役に立てればいいかな、という感じで放置しております。
 今キリンカップがやってそうですが、明日小テストと課題提出があるため、学校から更新しています。ジーコジャパンはどうせ同じ繰り返しですし、私の過去レポートを振り返れば、だいたい言いたいことは書いてあります。
 一応簡易版を更新する予定です。それはおそらく早くて月曜の夜か火曜の夜になります。
 PRIDE武士道も見たかったなぁ。

(05/05/22)

「いろいろ恋しくなること」

 インターネット開通(NTT局内工事)は12日となったので、本格的な更新は来週からとなります。

 先日家を出る前にたまたまテレビをつけていて、フジテレビの「とくダネ!」のオープニングで小倉アナがそれについて述べていました。サッカー日本代表の視聴率は常に関東の方が関西より高いのは、関西特有の地方意識だとか、阪神が人気があるからだとか、いろいろと述べていました。
 確かにこちら(関西エリア)はサッカー環境がかなり悪いと感じます。娯楽といえば、こちらでは阪神タイガースとお笑いを指すのか、少なくとも地上波のサッカー放送は関東に比べて極端に少ないというか、はっきり言って日本代表の試合以外、ほとんどないに等しいです。
 住めば都ということで、私もこちらでの生活には慣れつつあります。家が多少駅から遠いとかコンビニが歩いていける距離にないとか、多少不便は感じますが、典型的な住宅街で結構静かな環境は気に入っています。

 最後に、こちらの生活でちょっと関東が恋しくなるというか愚痴をいくつか。
 @AFNが全く入らない
 Aローカル放送は野球とお笑いが多い(サッカーが少ない、ローカルなTVタレントについていけない)
 B後楽園ホールがない
 C店の名前が違う

 @AFNというのは米軍放送で、24時間英語のラジオ番組のことです。関東ではAM810でよく聞いていました。英語の勉強も兼ねた最も好きなラジオ番組だっただけに、その衝撃は計り知れないです。滅多にラジオを聞かなくなりました。
 A最近は巨人と阪神の試合がそれぞれ同じ時間に放送されるということもよくあります。阪神はともかく、今年の清原選手などは関西で放送禁止かと思っていました。
 Bボクシングとか格闘技のイベントも、阪神&お笑いによる独占のためか、東京より少ないように感じます。
 Cこれはただの愚痴です。住んでからまだ2週間ほどなので、どこにどんな店があるのか、店の名前と業種がいまいちわかりません。100円ショップが自転車圏に少なくとも3店あることは驚きです(感謝)。

 この年になって新しい環境でさまざまなことをやり直すのは億劫かなと思っていましたが、これも新しい挑戦ですので、がんばりたいと思います。経済学はあまり得意でないので、関東人でも関西で笑いを取れるんだ、ということを主に意識してやってきたいです。

(05/04/09)

「大変です」

 YahooBBの開通に関して手続きのミスが生じた模様で、わけわかりませんが、自宅のインターネットの開通は早くて来週になってしまう模様です。
 先日入学式&オリエンテーションがありましたが、えらい勉強が大変であることがわかりました。正直ついていけるか不安がありますし、一方で別に失うものは何もないし、やれるだけやったろうじゃないか、という意気込みもあります。国立大学は勉強するのに非常にすばらしい環境を提供しておりますし、あとは自分がどれだけ極限まで追い込める一年になるというか、そうするために関東を離れたわけです。
 で、何が言いたいかというと、今後はもしかするとリアルタイムに近い形での更新は難しくなるかもしれません。特に6月あたりは結構スケジュールがタイトです。正直、先日の中東2連戦程度の未熟さを更新するのは、正直しんどいものがあります。当たり外れはどんなチームでもあるとはいえ、あんな無謀なやり方で充実した内容になるという方が無茶でしょう。とにかく、デスクワークを離れて気分転換するための趣味として、日本代表に入れ込むのは何だか割に合わないなぁと思うのです。
 弱音を吐きましたが、普通の大学院生はかなり大変です。

(05/04/06)

「元気です」

 どうもご無沙汰しております。ようやく自宅でインターネットが開通したのではなく、大学のアカウントを入手しました。ただ、教育目的のPCで長々と更新するのはどうかなぁ(フロッピーディスクでもやりとりできるか・・・)というか、もともと学校では勉強する時間、家では遊ぶ時間と割り切っておりまして、快適な更新生活にはもう少し時間がかかりそうです。
 というわけで、何かアクセスが伸びておりまして、ありがとうございます。バーレーン戦を早く更新できなかったのは非常に申し訳なく思います。しかし、今後とも日本代表を応援していくことは変わりません。引越を言い訳にするのは良くないと思いますし、利用者の皆様からは全く関係ないことですし、まああしからず、ということです。
 というか、3月中に開設できると謳っていたYahooBBがいけないんですよ。今日はいい加減に苦情の電話を入れます。

(05/04/04)

「さよなら湘南!」

 ようやくレポートが終わりました。結果的には加地個人が悪かったということですかね。それがなければドローに持ち込めることはできたと思います。それを考えれば、まあまあのパフォーマンス、急造の4-4-2の割には良くできたということでしょうか(ちょっと違う)。
 あと、いい加減鹿島コネクションというか、何人かのわけのわからない選手は今後とも通用しないことを、ジーコはさっさと認識してほしいです。ダメな順に名前を出すと、加地、小笠原です。玉田もそろそろ限界が見えてきたので、リーチ気味です。欧州に行って一皮向けてきてください。それまではいらないです。
 あと、私がひそかに収集しているサッカー選手のジャイアント・シルバ似の選手として、イランの8番カリミ選手が認定されました。ちなみに、日本では、あえて言えば楢崎選手です(ファンの人ごめんなさい)。ちなみに、バルセロナのPuyolの髪型にRonaldinoの顔を合成すると、エレキコミックの人になります。
 というわけで、長かった関東生活も終わり、そろそろ関西へ旅立つことにします。ベルマーレの試合が見られなくなるなど、寂しいことはたくさんありますが、住めば都ということで関西での生活にもなれたいと思います。神戸や大阪(できれば徳島も)の試合も楽しみたいです。
 次に更新ができるときは、無事引越し先でインターネットが開通したということです。いろいろ慣れるまで時間がかかりそうですが、今後ともよろしくお願い致します。現地の方は特によろしくお願いします。

(05/03/25深夜)

「北朝鮮対バーレーンコメント(ネタばれ注意)」

 バーレーンがアウェイで2-1で勝利しました。在日朝鮮人の友人を持つ私としては、北朝鮮を応援しましたが、残念ながら敗北しました。どうも朝鮮大学でパブリックヴューイングみたいなものがあったようです。
 バーレーンは中東のチームながら、やや中東色の薄いチームでした。アウェイ仕様かもしれませんが、中盤を省略し、とにかくカウンターアタック多用しました。そして意外だったのが、ゴール前を徹底して引いて守ることが案外できる、組織力が多少あり、攻低守高のチームだったということです。
 北朝鮮が破れたのは、逆サイドへ振られると対応できなくなってしまうこと、カウンターアタック対策不足、中央からの仕掛けが単調だったことなどでしょうかね。日本で見せたように、さすがに執念深いチームだとは思いましたが、残念ながら国際経験(適応力)が不足しているというのは否めませんでした。あと、バーレーンのキーパーはかなりうまいです。
 総合力的にも戦術的にも、アテネ五輪代表がオーバーエイジとして川口GKを加え、全員が中東の身体能力を持ったくらい、かと思われます。技術的には、日本の方が上回っているかもしれません。
 バーレーンは、日本にとってホームで必ず倒せる相手です。中央が異常に硬く、身体能力も高いので、単調なサイドアタックは難しいでしょう。アーリークロスかフェイクをいれるかなど、あるいは中央からミドルシュートかワンツーで崩すなど、多少アイディアが必要ですが。イラン戦での反省点を生かし、バーレーン戦は勝利してほしいものです(じゃなきゃジーコの首が飛ぶ)。

 というか、何でヒデはこんなに目の敵にされてるんですかね。日本で屈指の選手なのに、マスコミがバッシングする意味が全くわからないです。これで敗れれば、悪いのはヒデではなく間違いなくジーコですよ。

(05/03/25)

「平塚市の実家にて」

 ようやく展望を仕上げました。すでにさまざまなメディアで議論されていますし、改めて新しいことはないかと思われます。一応私が調べた限りのことはまとめましたので、同じような労力を省くことができるといった完成度です。
 今夜は実家にいるということもあり、NHK衛星第一で試合を楽しみます。テレビ朝日のうざったさから解放されるのはとても嬉しいです。ただし、NHKだから良いというつもりはないので、今話題のニッポン放送さんの実況も同時に聞いてみようかと思います。ラジオはどれくらい役に立ちますかね。
 私の正直な予想では、今夜は少なくとも勝てることはない、良くてドローだと思っています。そうすると明日のスポーツ紙は中田バッシングになるでしょうね。ベルマーレ平塚を代表する中田英寿選手が、多少個性があるからといって、メディアの格好のターゲットになっているのは非常に不快です。サッカーを知らないファンがバカ騒ぎする自由はあるでしょうから。

 なお、今夜というか未明に関西へ引っ越します。ちょっと手続がうまくいかず、すぐインターネット開通とはいかないようです。おそらくバーレーン戦は更新できないのでは、と考えていますので、どうかご了承ください。執筆は終える予定ですので、どこかのインターネットカフェでも探してみます。

 そろそろ北朝鮮対バーレーンを観戦します。「敵の敵は味方」という格言もありますが、基本的にコリアフリークである私が隣国を応援するのは当然かと思います。今は戦闘状態(サッカーのGLが終わっていないということ)にあるため、広大なアジアのうち、東アジア発展のために応援する、ということにしておきましょう。

(05/03/25)

「ただいま引越し中など」

 また更新できなくなってしまいましたが、最近私のゼミの先生がお亡くなりになったり(いろいろ手伝いました)、引越しの作業に終われているなどの野暮用が多発しており、ちっとも勉強していません。現実的にも精神的にも余裕があまりなかったのです。
 すぐ下のひとりごとで触れたサッカーも全く見ていないし(現在実家にいるので、私のノートPCを開通させる必要がある)、サッカー誌も全く読んでいないし(サッカーマガジンは鈴木選手が表紙でなんか嫌だった。ただ、明日平塚市の図書館で予習する予定)、インターネットを楽しむ時間も久しぶりに取れたという感じですし、花粉症もひどいです。
 ただ言いたいことは、イラン戦はきちんとレポートするので、お忘れなく、ということです。なお、近々新しいマシン(TVを見られるやつ)を購入するので、画像をふんだんに用いたレポートというのにも挑戦することができるようになるでしょう。

(05/03/20)

「チェルシー対バルセロナ〜歴史的名勝負(ネタばれ注意)」

 たった今昨夜というか未明に放送されたチェルシー対バルセロナを見終わりました。
 感想を一言でまとめると、私のサッカー人生の中で最も素晴らしい試合の一つというか、おそらくベストマッチだと思います。消耗の程度はチェルシーの方がひどかったと思います。主力のフォワードを欠き、多少集中力が切れる時間帯もあり、正直よく勝てたなと思うくらいです。私が適当な解説をすると蛇足になってしまうので、とにかく皆さんもこの試合を見て欲しいと思うのです。4-2というスコアも異常でしたが(もちろん私はチェルシーの1-0で勝利と予想した)、その攻防の激しい移り変わりは、90分間を全く苦痛に感じさせない試合でした。深夜観戦組の皆さんも、眠気を吹き飛ばして楽しむことが出来たのではないでしょうか。
 うまく言葉になりませんが、4点目のゴール、コーナーからTerryのヘッドで私の心はメロメロになり、試合が終わって私は「すげぇ感動した・・・」とつぶやき、なぜか涙が出てきました。サッカーで不覚にも泣いてしまうことは滅多にないですが、チェルシーには二度目です。私は彼らに振り回されています。
 この感動を上手く伝えられませんが、とにかくCLはとても素晴らしいということです。特に2ndレグは勝利のための得点差が明確になっており、それも試合を面白くさせる要因かと思われます。また毎日のようにサッカーを見る日々になります。できれば今夜ミラン対マンチェスターユナイテッドを見て、明日レアル対ユベントスを見て、明後日アーセナル対バイエルンを見ます(インターネットで)。皆さんもお見逃しなく。
 余談ですが、フローランさんが解説に来ると、かなりの高い確率で良い試合になりそうな気がします。清水さんの解説はつまらなすぎです。松木に毛が生えた程度です。

(05/03/10正午)

「♪それ行け湘南」

 土曜日にベルマーレの試合を見に行ってきました。
 「国籍や人種でサッカーを差別する趣味は全くない」というのは、否定的な意味(○×人のサッカー選手は見ないね、のような)ではなく、肯定的なニュアンス(特に感情的にどのチームも応援しない、のような)を込めて書いたような気がしますが、そんなクールな感情は、約2年ぶりの平塚競技場で粉々に打ち砕かれました。
 この日、スタジアムに集まったのは老若男女(年齢層は意外にも幅広かった)は、何と約7700人でした。自由席(と指定席しかない)はほぼ満員、去年は平均して3000人っぽっちの閑散としたスタジアムとはえらい違いでした。
 私は常々、「ベルマーレ」という単語をこのホームページでタイプするたびに、居場所のないような思いをしてきました。「どうせこのサイトを訪れる人々は、ディスプレイの前でこの単語を見て冷たい反応をしているんだろうな…」と。しかし、平塚競技場では多くのベルマーレサポーター(そんなものは実在しないと思っていた)が、大きな声でベルマーレを応援するのです。そして、ファンは一人一人試合の流れに応じて、喜んだり残念がったり、感情を表現するのです。公の場所でベルマーレを応援する楽しさというものを、この平塚競技場で2000円(前売大人自由席)を払って理解できたような気がしました。「そうか、サッカーの楽しさって、見るのもやるのも感情を共有することなんだ…」と。スタジアムで「やった〜!」「おっしゃ〜!」、「あ〜」、「審判オフサイドわかってんのか!」、「○*$%(放送禁止用語)!!!」など、一喜一憂するのは、とても楽しかったです。私も平塚なまりで声援を送ったものです。在日朝鮮人の皆さんが先日のワールドカップ予選で、大きな声で堂々と国家を歌っている気持ちが良くわかったような気もします。
 地元に応援するチームがあるって良いもんです。皆さんもスタジアムまで出かけましょう。

(05/03/07)

「スポンサーサイト様もよろしくお願いします。」

 さらに続きです。
 近日中に、メインページにのみバナー広告をつけることにしました。1年間完全ボランティアでがんばってきた自分のご褒美というか、新しいことへの挑戦というか、単純に自分にとっても美味しいからです。
 あんまりバナー広告バリバリだと、たいしたアクセスがないくせに嫌味なサイトになってしまうこともあり、そのバランスは非常に悩ましいものです。詳しい決意はまたここでコメントしますが、別にバナーをつけることでこのサイトは何も変わらないし、トップページだけに限定するので、どうかご理解ください。

(05/03/04深夜)

「祝! Jリーグ開幕」

 続きです。個人的には、国籍や人種でサッカーを差別する趣味は全くないのですが、まあ国内で身近にそこそこのレベルのサッカーが見られるというのもそれなりに嬉しいことです。よく考えたら、明日J1もJ2も開幕するのに、なぜ寒空の下、俺はあえてベルマーレなんかの試合を見に行くのだろう、なぜマリノス対ジュビロの試合をテレビ観戦しないのだろう、と疑問が沸きました。選択肢がいくつもあれば、国籍を問わず最も質の高いものを選ぶのが当然ですが、私は地元の貧乏くじを悪乗りで購入してしまったかもしれません。まあ久し振りにホームの平塚競技場に行くのは良いことです、と誰か納得させてください。

(05/03/04深夜)

「チャンピオンズ・リーグは絶対に楽しい」

 書きたいことはいろいろあるのですが、とりあえずサッカーサイトとして、例のUEFAチャンピオンズ・リーグの決勝トーナメント1回戦第1試合、8試合中主な4試合(チェルシーvs.バルセロナ、ミランvs.マンチェスターユナイテッド、アーセナルvs.バイエルン、ユベントスvs.レアル・マドリー)をようやく見終わりました。いやはや、とても勉強になりました。
 このインターネット実況は、解説どころか経過時間すら表示されないという愛想のなさです。試合開始前のスタメンとフォーメーション、イエローカードと得点、選手交代くらいしか情報が与えられません。時間はストップウォッチを使えばいいですが、解説がないと特に主力選手の欠場した理由や途中交代の背景などがわからず、私がここで試合のコメントをするには結構難しいものがあります。ただ、最近の日本代表と比較するという観点からは、かなり有意義なネタを得られました。簡単にまとめると、先日の国内組対北朝鮮代表の試合では、予選リーグはあっさり敗退してしまうということです。その辺は、また別の機会にコメントします。
 現時点でCLは、去年のJリーグCSのように180分の試合のうち前半90分が終わったと考え、次は1試合くらいコメントが出来たらいいかな、というつもりです。これまでの戦いもチェックして試合に望みたいと思います。
 これら4試合中、ベストマッチはダントツでミランvs.マンチェスターユナイテッドです。これは文句なくウィークリーベストマッチでしょう。青嶋&風間&トニー(もしくはフローラン)さんらの解説があったら最高だったのに・・・と惜しまれるほどの試合でした。お互いパス回しが抜群にうまく、ホームアウェイ関係なく攻撃の手を緩めず、1点を奪おうとする姿勢には何とも感動したものです。私はサー・ファーガソン監督がRonaldo(ガチャピンじゃない方)に代えてオランダのVan Nistelrooyを投入したのが敗因だと思いました。代えるならRooneyだと思ったものですが、その辺の背景はどうなんでしょうか。
 フジテレビでは、ユーベ対レアルが放送されました。これはNEDVEDが退場してからユーベが極端に流れを悪くし、1-0で負けても次のホームで決着をつけようという感じがしました。私はあまりレアルが好きではないのですが、パス回しと運動量が有機的に結びつき、正直とても魅了されました。
 そしてここからが本題ですが、フジテレビでは次の決勝トーナメント1回戦第2試合、ミランvs.マンチェスターユナイテッドを放送するんですね。レアルブランドに頼って放送しているのかと思いきや、良い試合を放送しようという意図があって素晴らしいですね。皆さんもぜひお見逃しなく。プレミア贔屓の私としては、マンUの試合にも心を惹かれます。

(05/03/04深夜)

「大学院は楽しそうだ」

 昨日大宮に行って、関西の生活はどんなものかとアルシェの地下1階で占ってもらいました。
 タロットカード占いみたいなものの結果を要約すると、「あなたは攻撃的な人ね」、「理屈っぽいわね」、「働き蜂みたいな人ね」、「気管支が弱点ね」、「あなたは女性にとてもモテるでしょう」などとリップサービスなのか何だかよくわからない非常に興味深いアドバイスをいただきました。「あなた来週交通事故で死にますよ」と言われた方が、ホームページのネタとしては面白かったのですが、あまり悪いことを言われず、税込み3150円で約20分間楽しい時間を過ごせました。
 その後、東京のちょっと高級な居酒屋(新橋や有楽町系ではないから、客層も高級らしい)でゼミの卒業生、某国立大学院生らとお食事をしました。私はいろいろと大学院生はどんなものかと質問したり、彼らから院生生活について話してもらったりして、新しい生活が非常に楽しみになってきました。卒業を返上した1年間はかなり大変でしたが、努力が実を結び、4月から大学院で「女性にとてもモテる」と妄想すると楽しい限りです。

 あと、今月は新幹線の移動時間が長いため、大宮のジュンク堂で、イングランドのフーリガンが書いた「ぼくのプレミア・ライフ」と売れっ子村上春樹の文庫最新作「海辺のカフカ」と現在休載中の山本英夫の最新作「ホムンクルス第5巻」を購入しました。漫画は電車の中で読み終わりました。かなり面白かったです。

 そういえば、サイト開設1周年記念でした。細く長く執念深くやっていくつもりですので、今後ともよろしくお願いします。

(05/03/02)

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