2003年8月20日(水/晴) 国立競技場 キリンチャレンジカップ2003 

日本 vs. ナイジェリア (3−0)



<日本代表メンバー>
GK:12 曽ヶ端準
DF:2 山田暢久、4 坪井慶介、5 宮本恒靖、14 三都主アレサンドロ
MF:6 稲本潤一、7 中田英寿(Cap)、10 中村俊輔、19 遠藤保仁
FW:9 高原直泰→20 大久保嘉人(後半23分)、13 柳沢敦

 記念すべきジーコジャパンの国内初勝利となった。相手はFIFAランキング29位のほぼ同レベル(日本は24位)のアフリカのチームである。おそらくアフリカ大陸の第2位、アジアの日本と同じような立場である。相手のコンディションや試合内容はともかく、いかなる勝利にも価値はあり、無失点で快勝したことは決して小さくないだろう。
 
 試合開始1分もないうちに、ナイジェリアのディフェンスラインが不揃いな隙を突いて、高原選手が確実にゴール。中二日での強行日程にもかかわらず、ドイツで活躍するフォワードがついに決めてくれて安心した。彼はドイツでも得点できるフォワードであるから、得点力不足のような個人的なスランプはこういったゴールで吹き飛ばしてもらいたいものだ。前半終了前にも相手の勢いを殺ぐような難しいヘディングシュートを決める。もちろん、アシスト役の俊輔の鋭いクロスも素晴らしかった。前半終了時点で2−0。相手の攻撃も組織的ではなかったことから、これでほぼ日本の勝利は間違いないだろうと確信した。
 後半にはボランチの遠藤も得点し、得点力不足も少しは解消され、ジーコの更迭論も騒がれなくなるだろう。アフリカ人特有の優れた身体能力も防ぐことができ、相手のゴールを許さなかったのも評価できる。

 あえて不満を述べると、今日の相手は調整不足であり、明らかな格下相手の勝利だった。戦術もほとんど浸透していないチームに負けないことに不満はないが、FIFAランキング20位以内のチームはそう簡単にプレイさせてくれないのである。これがカメルーンだとすると、何度か1対1の場面を許してしまったことが決定的なチャンスになってしまうかもしれない。

 攻撃面ではゴール前の細かいパスによる中央突破に固執するところが見られた。なぜわざわざより難しい突破を試みてしまったのだろうか。これから強豪を倒していくには、ミドルレンジ以上のシュートなど、さらなる攻撃のパターンが必要となってくるだろう。

 後半はあまり真剣に見ていませんでした、すみません。これからもスポンサーのキリン様と日本代表を応援していきましょう、ということで。さぁ、アミノ・サプリを飲みにいこう。最後に、いつもスタジアムを満席にしている何万ものサポーターの皆様、ありがとうございます。私もいつか見に行きます。

 追記
 中西哲生さんが、このナイジェリアは若手主体のU-23だったと言っていた。しっかり予習しないとダメだな、俺。日本でフル代表とヤングジャパンが戦ったとすると、J1とJ2くらいのレベルの差があるように思う。それはともかく、彼が言うように、無失点で大勝したのは何ら悪いことではない。格下をKO勝利して、勢いに乗ってほしいものだ。
 
今回レポートが軽い内容だったのは、正直に言うと、最近ヨーロッパの試合を見る機会も増えてきており、日本代表の試合はどうも付け焼刃的な印象が否めないのである。私が実際にサッカーをやる時にも、それは最も嫌う要素である。作戦がメンバーで共有できていないサッカーなど、水のない水泳に等しい。
 今夜の韓国人の審判は、結果的にややナイジェリア寄りのジャッジだった。伝統の日韓戦が不穏な空気になってしまわないか少し不安だ。


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