2004年2月21日(土/晴) キリンチャレンジカップ2004


長居スタジアム

(U-23) 日本代表 vs. (U-23)韓国代表
(2-0)

得点者
松井(後半11分)
森崎(後半36分)

レフェリー メキシコ人

TBS
実況:清水、解説:水沼



<U-23日本代表メンバー>
GK:18 林卓人
DF:5 茂庭照幸→7 石川直宏(後半0分)、2 田中マルクス闘莉王、4 那須大亮
MF:12 徳永悠平、13 鈴木啓太(cap)、6 今野泰幸、17 森崎浩司、8 山瀬功治→10 松井大輔(後半0分)
FW:11 田中達也→19 坂田大輔(後半40分)、20 平山相太


「山本ジャパンは面白い、UAEラウンドに期待を持たせるベストマッチ

展望
 本番のUAEラウンドに向けて、ここ最近好調の若き日本代表、ラストマッチである。選手も20人に絞られ、いよいよ士気が高まる中、相手は宿敵韓国代表である。

前半
 両チーム共に非常に集中力が高く、反則もミスも少ない白熱した展開が続く。日本代表は特に個人間戦術が良い。トゥーリオ選手のワンタッチでのシュート、田中―平山―徳永のコンビなど、攻撃の手数では一歩リードしていた。しかも、攻撃の後のカバーも熟知されており、安易にカウンターアタックを食らわなかった。一方の韓国は、それでも失点なるものかと平山選手を決してフリーにさせない、ゴール前のディフェンスは固く、守備の統率力が優れている。実況の清水さんによれば、確かに韓国代表はいまいち動きにキレがなく、どうも疲労がたまっているように見える。それでもさすがに彼らの日本戦に望む姿勢は素晴らしい。やや日本ペースで前半は終わる。
 
後半
 後半開始早々、後半から出場の松井選手があわやゴールという鋭いアシストをする。鈴木選手に対して「どこに蹴ってんねん」と私は絶叫してしまった。しかし、日本代表の猛攻は止まらない。石川選手の逆サイドからの大きな展開を田中選手が受取り、シュートする。この日田中選手は非常に惜しいシュートを3本放ったものの、キーパーのファインセーブなどもあり、得点するには至らなかった。しかし、4本目を放てば入りそうな予感を感じさせるので今後につなげて欲しい。
 そして松井選手がヒールパスから田中選手のシュートのこぼれ球を執念で押し込む。このゴールにより、韓国代表の心を折れてしまったように見えた。次の得点シーンは、平山選手がヒールで逆サイドにはたき、それを森崎選手が落ち着いてサイドネットを揺らしたゴールであった。石川選手のクロスはやや精度が悪かったが、それでも落ち着いて次の展開を考え、ディフェンスに当たるも良くコースを狙った素晴らしいコンビネーションであった。
 もちろん、自らのミスで危ういシーンも献上してしまった。水沼さんのおっしゃる通りだが、林GKは飛び出すタイミングが悪く、冷やっとさせるチャンスを2度ほどプレゼントしてしまった。トゥーリオ選手は、おそらくフッと気を抜いたのだろう、横パスをかっさらわれたのは危なかった。日本はA代表でもこの手のミスが見られるので怖いものだ。しかし、結果的に韓国代表の得点をゼロに封じたのは誉められるべきである。
 
まとめ
 日本代表を応援していて良かった、とサポーターに感じさせる内容、そして完勝である。山本ジャパンはベストマッチ記録を更新し、ここ数年でも記憶にないほど稀に見る白熱したゲームだった。日本戦にかける韓国代表の気合いを打ち負かし、ゲームプランもほぼ思い通りに実行できただろう。もちろんミスのない試合はない。しかし、チーム内での雰囲気も実に良好なようで、コンビネーションも非常に噛み合い、尻上がりに調子を上げてきた。特に後半は、おそらくもっと自分たちのサッカーをやろう、と指示を与えられたのだろう。動きが格段に良くなり、アジアのライバル韓国を圧倒してしまった。
 実況によると、山本監督の理想的なサッカーとは一言で、「ボールも人も良く動き、かつバランスも失わない」ということらしい。日本の若武者たちはこの目標を非常に良く理解し、多彩な攻めにより、韓国代表を翻弄させていた。しかも、そのカバーリングもメンバー間で理解があったようで、何とか失点することもなかった。
 サッカーのポジションとはあくまで便宜上のもので、チャンスがあらばディフェンスであろうと積極的に攻撃に参加しても何ら反則ではないという暗黙の了解があるが、実際にはリスクが大きいのでなかなか実行できないものである。しかし、より攻撃の幅が広がれば広がるほど、相手も展開の予測が絞り込めなくなる。まさに教科書通りの攻めを続けた若き猛者たちは、恐るべきポテンシャルである。
 本日のMVPは松井大輔選手とした。ワンゴール、惜しいアシスト、そして何より線審がいない側のコーナーキックの時、微妙にコーナーキックスポット(蹴って良い範囲、名前は何だっけな)を微妙にはみ出ている闘志を評価した。今日は他に何人もMVP候補(田中選手ら)がいて、逆に不出来の選手を探す方が難しいくらいだ。こういったゲームは年に何回もない。私もこんな清々しい気持ちになったのはいつ以来だろうか。また、ベストコンディションではないとはいえ、韓国代表の日本戦にかける熱い意気込みがなければ、今日の試合内容は考えられなかった。相手にも敬意を表し、今日はセブン・イレブンでキムチ鍋を買いたい。
 非常に惜しむべきことは、この試合が一般に祝日の外出中であり、視聴率が劣る午後3時キックオフだったことである。より多くのサポーターに見て欲しいと自信を持って言える好ゲームであった。
 山本監督は試合後謙虚なコメントをしていたものの、内心は自信を得たことだろう。これでUAEラウンドの本番に向けて素晴らしいスタートダッシュを期待できよう。一体どうしたんだヤングジャパン、ジーコジャパンより遥かに面白いじゃないか。

放送陣に対して
 水沼さんは極楽とんぼの痩せた方と一緒に出演するともっとお喋りなのだが、今日は実況に振られないとほとんど自発的に喋ることはなかった。喋っている内容自体は別に良くも悪くもないのだが、私としてはもっと積極性が欲しいところだ。実況の清水さんは水沼さんの消極性をカバーするほど予習が入念であり、彼の仕事なくして私のレポートの完成度はなかっただろう。

採点の比較

U-23の採点は3月から開始です。だいたい顔を覚えました。お楽しみに。

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